山行報告・・山登りの数々の記録

2015年1月 8日 (木)

初詣山行 朝熊ヶ岳と伊勢神宮

速報!!京都発 関西発】少人数制ガイド登山「マウンテンサポート やまや山形」のHPを作りました。

下記、URLです。ブログでも「やまや」のことは説明しておりますが、HPの方が、もっと分かりやすい・・かもしれません。特にこれからの登山予定は、HPにしか記載がなくなります。ブログは、登山報告などに特化して行きますので、その旨、よろしくお願いします。

http://yamaya-yamagata.jimdo.com

2015年1月7日 初詣山行 朝熊ヶ岳と伊勢神宮に行ってきました。
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伊勢を参らば、朝熊をかけよ・・・かけねば、片参り・・ と謳われたほど、朝熊ヶ岳は神宮にとって、大切な山・・ 神宮の鬼門に位置するこの山は、京都ではちょうど、比叡山と同じです。 (ちなみに、愛宕山は裏鬼門に位置します。月輪寺がそうですね)

でも、下から登る人はほとんどいないだろう・・と思っていたが すっとこどっこい!登山口の駐車場は溢れ、みんな路駐しています。 そういえば、前回(2011年?)に行った時もそうだったような・・ 車のプレートはほとんど、三重ナンバー・・おかげ様?の方々はみな わかっておられているんだなあ・・・

登山道は、熊野古道の古道歩きのようで、非常に整備されています。 約100mおきに丁石があり、それが22丁あります。この岩山を昔の人が苦労して作った切通しの跡がいたるところに・・・

道を歩く人は、ほとんどが地元の人・・毎日登っている人も・・ 足元をみれば、白い長靴・・?これも、宗教的な意味があるのか?それとも皆さん板さん? と、聞いてみると、安価で歩きやすく、夏場にヤマビルが登ってくるとすぐわかる・・ というので、白の長靴らしい・・なるほど・・・合理的な靴でした。

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山頂部まで約2,2キロの行程、風は冷たかったものの、展望が良く 手前に志摩の海岸線、伊良湖岬から遠くは、渥美半島田原アルプスなど 見渡せました。途中には、ケーブル跡や旅館跡があり、当時の最盛期の様子がうかがい知れます。

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ご飯を食べた後、一気に下り、伊勢神宮内宮へ! 伊勢神宮は、平日にもかかわらず、大勢の人で賑わっていました。 鳥居を出る時も入る時も、ほとんどの方が、脱帽の上頭を下げられています。 もともと日本人は、神道国家でした。その魂が皆の心に息づいているのか? ということを、思わせるほどの光景でした。 でも、日本の神様は、そのほとんどが自然物崇拝の神様・・・ これだけ大勢の方が礼儀をわきまえて頭を下げているその対象は、自然そのもの にもかかわらず、人間は自然を大切にしない?というのは、どういうことか? いささか、矛盾を感じて・・この方々は、誰に頭を下げているのだろう・? とか、いらないことを考えてしまいました。

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昨年、遷宮された神宮は、木の色が若々しく、この桧はどこで育てられているん だったっけ?とか、考えながら・・20年後の遷宮の時は、自分は生きているだろうか? とか・・・急に、気持ちが焦ってきて、それまでにやりたいことをやっておかなければ!! とか・・・年はとりたくないですが、こればかりは仕方ありませんね。 え~~い、気力だけでも誰よりも若く、今年も熱く生きるぞ!!! (先日、書店で松岡修造の生き方の本を思わず買ってしまおうか・・?とか 思ってしまったことを思い出しました(笑))

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内宮では、本年は、自然災害の少ない年になりますように・・・と、お祈りをしました。 お守りを買って、お神酒をいただき(私は車運転するので飲めません(泣)) 小さな池で、何億?もするような錦鯉を見学・・ご一緒のS氏、曰く、この鯉はお金を 食べて大きくなっている・・う~~ん、(池の底にある)100円玉かな~、500円玉かな~・・とか 馬鹿な話しをしていると、一匹の鯉が近づいてきて、「ここは、神様のお膝元、 そういう話しは謹んでいただきたい!」とでも言いげで、なぜか見下ろしている人間が 見下されているような・・・気持ちになりました(笑)

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その後、おかげ様横丁を歩き、方方から良い匂いがする、誘惑に打ち勝ち? 赤福のぜんざい(540円)を食べて・・これが、絶品でした!京都◯◯の なんたら茶屋のぜんざい(650円)とは大違い・・・!さすが、赤福! 最近できた、スーパー銭湯に入り、ゆっくりと京都に帰りました。

今年は、本当に皆様で、みのりのある良い年にしましょうね! いろんな所を旅して、いろんな山に登って、たくさんの感動を得ましょう! やまやも全力でがんばります。 どうぞ、よろしくお願いします 

2014年9月25日 (木)

穂高縦走 北穂高岳〜前穂高岳

速報!!京都発 関西発】少人数制ガイド登山「マウンテンサポート やまや山形」のHPを作りました。

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2014年9月20日から5日間の行程で、北アルプス 北穂高岳から前穂高岳を縦走してきました。
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1日目、あかんだな駐車場から、バスに乗り、上高地へ。そこから横尾まで歩きました。河童橋からは、これから歩く穂高が良く見えています。

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2日目 良いお天気です。さあ、縦走の始まりです。横尾本谷から涸沢へ、屏風、これから行く北穂高がきれいに見えています。

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涸沢でゆっくりした後、北穂高岳に登ります。紅葉が始まっています。とってもきれいです。

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鎖場もなんのその!北穂山頂へ向かいます。今日の宿は北穂高小屋です。キレット越しの槍ヶ岳がきれい・・お天気がよく気持ちいいですね。テラスでイイ気分♪です。

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3日目も良いお天気!この日は、北穂高岳から穂高岳山荘までの短いルートです。雨の日のために、予備日も挟んで、短く切ったコースですが、結局、全部晴れました。お陰で、とってもゆっくりと楽しむことができました。

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4日目 3日目にゆっくりとして 、4日目もゆっくりと出発です。行程に余裕があるので、気持ちにも余裕が生まれてきます。奥穂高岳〜前穂高岳経由で岳沢泊まりです。

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奥穂高岳から吊尾根を通り、紀美子平へ ザックをおいて、北穂高岳へ天上散策です。紀美子平へ戻り、重太郎新道を岳沢へ向かっております。今日の宿は岳沢小屋です。生ビールが美味い!!

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5日目 長い縦走の旅も今日が最終日です。この日の午後から雨が降ってくるとのこと・・岳沢から一気に紅葉の上高地へ下りてきました。2015年に行こうと約束している奥穂から西穂の稜線が光っています。今回は、お天気に恵まれた絶好の登山日和の中、余裕のある素晴らしい登山ができました。S本ご夫妻様、ありがとうございました。

2015年は、大キレット、ジャンダルムに行きましょう!どうぞよろしくお願いします。

2014年9月16日 (火)

白馬の山旅

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2014年9月13日〜15日で白馬へ、初心者のための山旅に行ってきました。

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1日目は、移動半分で、糸魚川から塩の道を通り、明星岳、高浪池へ行きました。
秘境ヒスイ峡では翡翠を探しつつ?散策をしました。

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2日目は、今回のメインイベントの唐松岳までの往復です。朝一番のゴンドラに乗り、唐松岳までを往復しました。3連休ということもあり、たくさんの人で賑わっていました。

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3日目は、 栂池自然園へ、白馬三山がくっきりと見えていました。いつものペンションに2泊し、とてもゆっくりしたムードで、夏の終わりの白馬を楽しむことができました。

2014年9月 9日 (火)

ゆっくり薬師岳

9月6日〜9日 北ア 薬師岳にゆっくりと行ってきました。

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1日目は、移動日です。早く着いたので、雄山神社を参拝、称名の滝と立山博物館に行きました。有峰ハウスでゆっくり翌日からの山行に備えます
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2日目 折立から歩き始めます。この日は土曜日で駐車場はいっぱいでした。この日は、太郎平までなので、ゆっくり登ります。第一休憩ポイントでM様ご夫妻・・ゴゼンタチバナの実がきれいです。
 
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とっても良いお天気で、登るほどに展望が開けてきます。三角点広場でほっこり・・
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太郎平までの気持ちの良い道です、上部ではイワイチョウが紅葉しています。
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太郎平に到着です。五光岩のところでゆっくり昼食をし・・でもまだ1時くらいなので、北ノ俣のコルまで、荷物をおいて散歩にでかけます。チングルマが一面・・
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東に雲ノ平、その向こうに鷲羽・水晶が見えます。北ノ俣のコルの湿原地帯に着きました。明日登る薬師をバックに・・この日は中秋の名月、スーパームーンでした
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3日目 太郎平からのすごい!朝焼けです。さあ!薬師岳に向け出発です。
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秋の紅葉が始まっていますが、残雪が多い所では、まだお花畑です。同時に見ながら歩きます。この日、親子連れの熊に遭遇しました。薬師沢の右俣ツメあたりにいました。
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槍ヶ岳がずっと見えています。穂高連峰も見えています。薬師岳山荘に到着、少し、一服して、いざ頂上にアタックです。
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頂上か!と思いきや、ニセピークです。かの愛知大学遭難の元になった尾根が、続いています。ほどなくで、薬師岳頂上・・ここでゆっくりお弁当です。
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絶景です!頂上からは、遠く後立山連峰・・白馬岳も見えていました。西は富山湾・・雲がきれいに湧いていました。
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秋です、トウヤクリンドウです。テン場まで帰って来ました。小屋へ変えると、モチ、生ビール!!!です。
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この日が、中秋の名月??朝の薬師岳・・前日とぜんぜん違います。こっちは霧がステキ・・この日もすっきり晴れました。今から下山します。
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どんどん高度を下げていきます。太陽がまぶしい〜!大日岳から劔〜立山が見えてきました。手前には広大な弥陀ヶ原が広がっています。下山途中、モグラに会いました。かわいい・・・
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無事に下山しました。M様お疲れ様でした。実はM様、1ヶ月前に足首を捻挫しての、リハビリ山行・・テーピングをしたり、湿布をはったりの調整山行でもありました。自分の状態を確かめつつ、ゆっくりと歩かれていたのが、印象に残っています。
怪我をしても、病気になっても、それに負けないでがんばっていると、人間は強くなれるんだな・・と思いました。M様、素晴らしい山行をありがとうございます。
この後、氷見漁港直送のお造りを食べて帰ろうと・・・でも、その店は予約制に変わっていて、あえなく断念・・・う〜〜楽しみにしていたのにな・・・

2014年9月 1日 (月)

槍ヶ岳と氷河公園

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下記、URLです

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これで少しは見やすくなった・・と思います。

8月27日〜30日の間、槍ヶ岳と氷河公園に行ってきました。

31日を予備日とし、天気の良い4日間で巡るつもりでしたが、見事27日出発がお天気のラッキーデーでした。
以下、楽しい楽しい4日間の記録を御覧ください。
1日目は、上高地から横尾までの移動です。この日に林道途中で小雨にあいましたが、その他は、雨には降られず、林道で傘をさして歩いただけで、濡れずの山行でした。
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河童橋をバックに・・いつもの長い林道が続きます。平日とはいえ、大賑わいの横尾山荘・・
2日目は、槍ヶ岳山荘までの遠い道のり・・槍沢を歩くコースで、後になるほど傾斜が増し、体力勝負のコースです。
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一の俣沢、槍沢ロッジを通り過ぎ・・オオバギボウシ、ソバナが咲いています・・
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なかなか槍は見えてきません・・水俣乗越への分岐、大曲です・・雪渓も今年は(氷河公園分岐下部に)残っていました。
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分岐で10時、お昼ごはんを食べて、いよいよ急登へ!やっと槍が見えてきました。でもまだまだ先です。後ろには、蝶ヶ岳、常念岳が見えています。
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槍が・・なかなか近づきません・・ここが、一番しんどいところです。殺生ヒュッテの分岐を通り過ぎ、最後の急登へさしかかります。やっと肩の小屋に着きました!平日とあって、空いていました。
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槍が間近です・・が、登るのは明日の朝にしました。天気は良さそうです。夕方になり晴れてきました、穂高方面、西鎌の方からみた小槍と槍です。
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西鎌尾根も晴れてきました。剱岳までもくっきり見えています。笠ヶ岳も雲との相対が絶妙です。
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3日目 朝5時、、まだ暗いうちから槍の穂先へ登ります。風があり、とても寒いです。途中の水たまりは凍っていました。ご来光を受けながら登っていきます。
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最後のはしごでピース!余裕です・・やったー!槍ヶ岳山頂で〜〜す!山頂からは穂高も手の中に入ります。ジャンダルムなどもくっきりです。
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穂先からの下りも慎重に・・小屋で朝食を食べ、再び出発です。こんどは南岳までの縦走、途中の横尾尾根を下ります。右の写真は大喰岳からみた槍です。
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穂高の稜線が近づいてきます・・足場の悪い岩場を慎重に通過します。大喰岳を下り、再び、中岳への登りです。
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中岳山頂です。そこから横尾尾根の分岐まで登り、横尾尾根の急な岩場を下ります。
槍ヶ岳は見えたり隠れたり・・氷河公園で晴れてくれ〜〜!
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尾根の途中から・・槍が見えてきました。尾根をコルまで下りると再び雪渓です。お昼ごはんはお預けで、天狗池まで下ります。
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やった〜〜〜!天狗池到着です。晴れてくれました!ここでゆっくり逆さ槍を見ながら昼食です。氷河公園貸切状態でサイコーの気分です。ここから眺める槍が、一番美しい!!
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天狗平でゆっくりした後は、そこから動きたくない気持ちに鞭打って、槍沢に向かいます。途中、チングルマのお花畑に遭遇・・とってもきれいでした。槍沢ロッジまで長い下りを歩き、今日は身も心も充実感でいっぱいです。
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4日目も晴れてくれました。雨の予報がことごとく良い方向に向かいました。槍見河原では槍がくっきり見えています。横尾から徳沢へ・・徳沢では、涸沢フェスティバルがやっていました。ゴアテックスのお手入れをしっかり学んだ私達は、時間があったので、明神から左岸を通り、今度20日から行く穂高縦走の下り口、岳沢登山口経由で帰りました。
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途中、カルガモの親子で出会いました・・そういや、今回は雷鳥には出会っていないな・・ゆったりとした梓川の流れを眺めながら左岸沿いに歩きます。六百山がくっきりです・・でも、西の方から暗雲が出てきました・・まさか・・・
河童橋で最後の一枚を撮り、そそくさと上高地を去りました。ひらゆの森で、お風呂とお昼ごはん・・もちろんトンカツ定食です。
車で帰る途中、やはり・・大雨に遭遇したことは言うまでもありません。
今回の山行は、2名様でしたが、こんなに晴れてきれいな景色を見ることができない他のやまやの皆様のためにも、存分にその景色を目に焼き付けてきました。
今後、またリクエストいただければ、いつでも企画しますよ
今回、長い行程を、歩き通した2名様、お疲れ様でした。
山登りの最終の楽しみで、この写真を見ながら、もう一度、想い出に浸ってください。

2014年8月 1日 (金)

大展望とお花畑の後立山縦走 鹿島槍ヶ岳〜五竜岳 後編

7月29日から8月1日まで、後立山連峰 鹿島槍ヶ岳〜五竜岳を縦走してきました。

前編からつづく・・・
3日目
人が少なくとっても快適に泊まれたキレット小屋を後にして、私達は3つ目の主なピーク、五竜岳に向かいました。
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通ってきた鹿島槍ヶ岳を振り返るもてっぺんはガスに覆われています。
八峰キレットは昨日越えたものの、ここから、数多くの岩場、鎖場が連続します。皆さん、気合い入れて行きましょう!
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クライムダウンも慎重に!皆さん、岩登り講習会で鍛えた成果を発揮します。
ただ、毎年のように岩が崩れています。今度からは、ヘルメットを着用することにしましょう。
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目指す五竜岳が見えてきました。稜線を歩くみんなの影が映っています。劔立山も稜線は雲の覆われています。
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白いイワギキョウ発見です。この稜線上にはたくさんの高山植物が咲いています。でも花ばかり見て、足下を滑らさないように!!右はシコタンソウです。
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いくつもの岩稜ピークを越えて行きます。少しスリルがありますが、とても楽しい!と皆さん、大はしゃぎです。G5付近で写真撮ります。
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まだまだ岩登りは続きます。信州側は切れ落ち、フォッサマグナの大断層です。ウルップソウはもう終わりでした・・
五竜の激登りに入っていきます。さあ、もう一息、ガンバレ!中央の写真は下から見るとこんな感じの絵です。右は頂上にもうすぐ!傾斜が緩くなってきました。
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やったね!!五竜岳山頂です。ここで大休止!1時間半ほどゆっくりしていました。雲が切れ、展望が開けてきました。うわ〜〜〜!凄いぜ!今まで歩いてきた稜線、北側の稜線、G2から唐松岳までもしっかり見えます。まさに雲上の人・・という気分です。
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大休止後は、一気に下山・・五竜山荘に着きました。今日はこのあたりで終了。明日も午前中は天気良さそうだから、明日も楽しみですね。とりあえず、今までがんばってきたので、ビールで乾杯です。
4日目 今日は下山日です。五竜遠見スキー場へ下りて、ゴンドラに乗り、回送しておいた車で帰京します。
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朝・・雲がきれいだったので撮りました。少し登った白岳にて五竜岳を振り返ります
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五竜の向こうに鹿島槍も見えてきました・う〜〜ん、絶景!!遠見尾根をどんどん下りて行きます。この続きは、また後で・・との誓いを胸に、皆さん、3日間の疲れも感じさせず、元気よく歩きます。
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ノウゴウイチゴを食べて、元気いっぱい!中遠見でイエ〜〜イ!小遠見でもピース!皆さん、とても元気です。
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地蔵の頭まで来ると、観光客でいっぱいです。さあ、終了点は近いぞ!白馬三山は・・・っと、少し、雲が出てきましたか・・?
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五竜ゴンドラ上の高山植物園には、たくさんの花達が咲いていました。白いコマクサ、ヒマラヤ?の青いケシもありました。みんな、がんばって生きてるね。
ゴンドラに着いた私達は、レストランでソフトクリームを食べ、楽しい楽しい、ほんでもって楽しい4日間の終わりに、なんとなく寂しさを感じながら、白馬を後にしました。温泉後の昼食は、もちろんカツ丼です!!
皆さん、今回は、お天気にも恵まれ、最高の4日間でしたが、この感動を胸にまた次の山行へと想いを繋げていただけたらと思います。
皆様のトレーニングが開花した山行でもありました。やまやのメンバーとしての一致団結した山行でもありました。本当に本当にお疲れ様でした。
また、行きましょうね!よろしくお願いします。

大展望とお花畑の後立山縦走 鹿島槍ヶ岳〜五竜岳 前編

7月29日〜8月1日の4日間で、後立山連峰 爺ヶ岳〜五竜岳を縦走してきました。

全日お天気も良く、文句なしのコンディションの中、皆様、それぞれの日頃のトレーニングの成果を試されていました。
1日目
扇沢の柏原新道登り口まで移動です。皆様、朝早い集合、ありがとうございました。
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柏原新道登山口に到着すると、たくさんの方が下山してきました。聞くところによりますと、お天気はこの日まであまり良くなかったと・・さて、これからはどうかな?
登山口で登山届を済ませ、いざゆかん!今日は種池まで4時間の行程です。
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しばらく急な尾根を歩くと、八ツ見ベンチ、しばらくで針ノ木岳が見えてきました。
とても暑かったのですが、皆さん、軽快に歩いています。オオバキスミレも応援してくれています。
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上部雪渓を渡り、鉄砲坂を登ると種池山荘が見えてきました。種池直下はお花畑となっています。チングルマもたくさん咲いていました。
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この日は種池泊まり、明日からの縦走のために鋭気(ビール)を養い(飲み)皆さん早めの消灯です。
2日目
この日は長く、種池から爺が岳に登り、冷池を通り、鹿島槍ヶ岳南峰へ・・
そこから、北峰に登り、激下りを下りて、八峰キレットを通り過ぎたところのキレット小屋まで行きます。皆さん、覚悟はよろしいかな??
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朝日に照らされ鹿島槍ヶ岳がくっきり見えています。少し歩くと小屋と剱立山連峰が見えます。アップダウンを繰り返しながら爺ヶ岳へのアタックです。
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鹿島槍ヶ岳までの稜線にはたくさんの高山植物が咲いています。ハクサンシャクナゲです。爺ヶ岳南峰に到着!誰がたてたか、槍ヶ岳みたいなケルンの向こうに本当の槍ヶ岳が見えます。反対方向には鹿島槍ヶ岳です。槍ヶ岳3兄弟・・という感じです
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爺ヶ岳南峰、中峰を通り、冷池方面へ・・だんだんと鹿島槍ヶ岳が大きくなってきます。
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赤岩尾根分岐を通り、冷池山荘で給水し、鹿島槍ヶ岳へ向かいます。ミヤマキンバイなどがきれいです。
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信州側がガスってきました・・まあ、いつものことです。北側、西側はすっきり晴れています。まさに雲上の楽園、気持ちイイ〜〜!!
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鹿島槍ヶ岳登頂!!です。やったね!!昔の標柱は折れています。毛勝山が目の前です。北側にはこれから登る五竜岳までの稜線が・・・う、う、長い・・
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北峰までへの足場の悪いガレ場を下ります。北峰登頂です。ここでもイエ〜イ!!
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北峰からの激下りが始まります。少し下った所から北峰、そして南峰を仰ぎます。
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3年ほど前にやまやで行った時は、なんにも見えませんでしたが、信州側はスパっと切れ落ちていて、どんどんヤセ尾根になっていき、足場はかなり崩れていて危うく、油断のできない登下降が続きます。
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いよいよ八峰キレットです・・といっても、距離は短く、はしごなどもたくさん設置されていて、油断をしなければ、たいしたことはありません。
 
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本日の宿泊場所、八峰キレットには14時10分到着です。本日の行程時間は8時間半。 小屋は空いていて、十分に余裕のある部屋で休むことができました。皆さん、お疲れ様でした。五竜まではまだまだ稜線が続きますが、頑張りましょう!!
後編につづく

2014年7月22日 (火)

花いっぱいの鳥海山 後編

<携帯などでトップページが表示されない方のために、記事として、トップページを貼り付けておきます。トップページと同じものですので、トップページを見ることができる方はこのページは飛ばして、お読みください>

速報!!「マウンテンサポート やまや山形」のHPを作りました。

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これで少しは見やすくなった・・と思います。

花いっぱいの鳥海山 前編よりつづく 

3日目

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岩登り(ゴロゴロ岩帯の)新山に登ります。ここには花がありません。新山に登る途中の小ピークに立ち寄り、ご来光を眺めます。
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新山にて、360度のパノラマです。ヤッホー!!条件の良いときでないと見ることができないという影鳥海もばっちり見えました。ヤッタネ
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小屋に戻り、ご飯を食べて、さあ、下山です。下山は沢コースから下ります。下山は登りとは違い、快適快適、、スラスラと下りていけます。チョウカイアザミなどの咲くお花畑を後にします。千蛇ヶ谷へ下り、ここも下りは快適快適!!
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千蛇ヶ谷はす〜っと通り過ぎるのはもったいなく、ゆっくり休みを入れながらの通過です。これから登る多くの人とすれ違いました。七五三掛への岩場を巻くところ・・けっこう事故が多い場所です。
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七五三掛からは、再びニッコウキスゲなど高山植物の咲く尾根を歩きます。帰りは、鳥海湖周遊コースには寄らずに、直接、御浜小屋へ・・途中に御田ヶ原という小ピークがあります。
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鳥海湖もすっきりみています。鳥海湖を後に下れ下れ・・・途中の湿原地帯にはイワイチョウなどがありましたが、もう花は終わっていました。
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再び、賽の河原を通り、長い尾根を下ります。午前10時半、登山口に到着です。皆様2日間、がんばって歩かれましたね。
この日は、遊佐の温泉に入り、道の駅にて旬の岩ガキなどを食べ、お腹満腹で、仙台まで帰りました。最終便PEACHにて、関空へ帰りました。
鳥海山には一度登っているものの、あまり覚えていない・・1日で歩くにはきつすぎる・・という声にお応えしての、今回の山行。
3連休の中日から出発、3日間で、十分すぎるほど満足できる山行でした。
1日目の混雑が分かっていることで挑戦したクラゲミュージアムから、気合いが入り、今回の登山が始まっていました。
やはり、山はあまり急がず、ゆっくり登るに越したことはありません。
その分、想い出も凝縮されます。
他の皆様も、このような価値ある山行のご一緒しませんか?
まだまだ夏は始まったばかり・・どんどん参加してくださいね。
よろしく!!

花いっぱいの鳥海山 前編

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これで少しは見やすくなった・・と思います。

7月20日〜22日、山形県と秋田県にまたがる鳥海山に登ってきました。3日間とも晴れて、花いっぱいの楽しい山行でした。3連休丸々ではなく、1日ずらすだけで、こんなに安くなるなんて・・こんなに快適なんて・・ 

1日目は移動日です。仙台までPEACHで飛び、お客さんのリクエストの現在人気最高潮の加茂水族館(クラゲミュージアム)へ!
この山旅は、1日目から登山が始まっていました・・
鶴岡で、ご飯を食べようと道の駅に寄るものの停める場所がない・・やっと停められ、中に入ると、「本日は団体貸し切りのため、レストランはご利用できません」の文字・・う〜〜む、さすがは、クラゲミュージアム・・噂には聞いていたが、これほどまで。。とは・・3連休の中日に、果敢にも挑戦したやまやの健闘をご覧あれ!!
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お客さんの希望を叶えようと、朝の6時20分に関空に集合、京都は3時半出でした・・7時40分発の仙台PEACHに乗り、9時に到着・・いざいざ〜〜〜!
という意気込みで来たので、少々の混雑は何のその!
近くの比較的空いているラーメン屋でお昼をとり、加茂へ向かいます。
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・・と、、事前に情報を入手しておいたので、第1駐車場は諦め、第2駐車場へ・・その手前から渋滞が始まっていて、電話で確認したところ、第2駐車場も満車で、第3駐車場も満車・・臨時駐車場しか停められない・・とのこと
クワ〜〜〜〜〜!!今日、たどり着けるだろうか・・
で、歩いた方が早いということで、山形は運転手に徹し、お客さんだけ歩いてもらうことに・・歩いて約15分くらいの道のり・・車では、そこから1時間半ほどかかりました。クラゲミュージアムに付くと上の写真のように長蛇の列。。お客さんは入れたのだろうか・・ちょうど、駐車場に空きができ、やっと停められたのだが、山形はとても入る気にはなれず、有名なクラゲ定食のあるレストランはどんなものか・・?と見に行ったのが上右の写真・・やれやれ・・
と、そこに、お客さんから電話が、ちょうど見終わって、出てきたとこ・・ということ!お〜〜ラッキ〜〜!!ジャストタイミング!時間は3時半くらいになっていました。あのまま並んでいたら、あと何時間かかるやら・・
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近くの灯台に登りました。ここの方がずっと気持ちイイ!上中の写真は灯台から見た新加茂水族館、右上は、昔の加茂水族館です。随分違いますが・・僕は昔の方が好きです。今年取り壊されるそうです。
明日からの山行に備え、鳥海山象潟ルートの拠点、大平山荘へ移動、5時に到着しました。
2日目
鉾立まで移動し、象潟ルートを上ります。2日目は頂上小屋に泊まる予定なので、非常に楽な気持ちで望めました。
左、非常にきれいに晴れ渡っています。男鹿半島の新山が見えています。
中、登山口にて・・ 右、途中の稜線から・・岩手山、秋田駒、バックに白神山地
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はじめは、ゆっくりしとした尾根です。賽の河原は雪に覆われていて、雪渓の高巻きです・・今年は雪が多く残っているらしいです。
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約2時間で、御浜小屋のある鳥海湖上に到着です。ここまでくると、ガスが出始めました。でもニッコウキスゲがちょうど良い頃、他の高山植物もいっぱい出てきます。
この日は時間があるので、鳥海湖の周囲をぐるっとお花畑散策です。
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チングルマ、ヒメコザクラ、ハクサンイチゲ・・いっぱい咲いています。
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ハクサンボウフウ、ヨツバシオガマ、七五三掛にて昼食の図・・七五三掛からは、行きは尾根コースを辿ります。
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イワブクロ、チョウカイフスマ、お花をいっぱい見ながら、文殊岳到着です。
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やまやで何年か前に来た時に合流したところです。この下に薊坂があり心字雪渓に地通じます。あの時は大変でした・・懐かしい・・行者岳から下へ下りるルートは閉鎖されています。このあたりから岩場の登下降の連続です。
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登ったり、下りたりしながら・・新山が見えてきました。旧山頂の七高岳に到着です。バンザーイ!ゆっくり歩きましたが、けっこう長く感じましたね・・
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外輪山の七高山尾根を下り・・ここがけっこう落石だらけで危ないです・・雪渓の上を歩き、御室小屋に到着です。ここがこの日の宿泊地。到着時間は、14:30でした
小屋のテラスでビールを飲みながらゆっくりです。時間があったので、私だけが、新山まで散歩に行ってきました。皆さんは明日早朝に・・
花いっぱいの鳥海山 後編につづく

2014年7月17日 (木)

残雪とお花畑の飯豊山 後編

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3日目(登山開始2日目)素晴らしい朝です。この日、本山小屋には今シーズン私達が一番乗りということで、その全てを独り占め?させていただきました。その一部の写真ですが、しばし、うっとりしてください。

2014_0702_043503p1020529 吾妻、磐梯方面です
2014_0702_043608p1020531 朝日、月山、鳥海山です
2014_0702_044700p1020534 今回のお客さんです。これから御西のお花畑まで♪
2014_0702_044954p1020543 雲海から朝日が・・素晴らしい日の出です
2014_0702_045203p1020545 稜線も朝日に照らされます・・
2014_0702_050215p1020558 きれいですね、ハクサンイチゲも満開でした
2014_0702_050700p1020561 飯豊は東北のアルプスと言われ、その深さはどこまでも続きます。
2014_0702_051137p1020563_2 やった〜〜!飯豊本山登頂!あれ?道標が折れている・・
2014_0702_051754p1020566 イワウメ、ミヤマダイコンソウ
2014_0702_052326p1020569 一度、下りて御西に向かいます。美しさにしばしうっとり・・
2014_0702_055108p1020586 時々現れる雪渓が、絶妙のコントラストを醸し出します。
2014_0702_061751p1020590 見渡す限り、一面、ハクサンイチゲです
2014_0702_065822p1020602 ヨツバシオガマ、ハクサンコザクラいっぱいです。
2014_0702_073731p1020607 御西まで往復、小屋で下山の準備です。明日ま天気がまた崩れる・・と・・
2014_0702_084012p1020610 本山小屋の管理人、渡辺さんと・・これから8月いっぱいまで常駐です。渡辺さんのベスト・・よ〜く見て下さい、お手製だとか・・
2014_0702_084205p1020613 渡辺さんに見送られながら、出発です。また会う日まで!
2014_0702_085304p1020617 ずっと見えていた大日岳ともお別れです。良いお天気をありがとう!
2014_0702_091305p1020621山腹にはまだまだ雪がびっちり付いています
2014_0702_094432p1020625 やはり、この季節が最高に楽しいですね・・飯豊山・・でも、今度は秋もいいかも・・
2014_0702_100104p1020628 再び、雪渓にかかります。12本爪アイゼンを着けて、下山は気を付けて!
2014_0702_105409p1020636 若干、雪が腐り始めていたので、急な所ではザイルを出します
2014_0702_111502p1020639 帰りも切合からはショートカットルートです。下部雪渓は以前に来たときより安定していました。
2014_0702_133635p1020652再び稜線です。シラネアオイが活き活きしています。
2014_0702_123900p1020645 もちろんヒメサユリも負けじとがんばります!
2014_0702_140639p1020656 長いアップダウンのあるルートを歩き、再び地蔵岳です。
2014_0702_161429p1020667_2 どわ〜っと1200m下って、ザンゲ坂です。
2014_0702_162859p1020672 ヤマブドウもあります・・秋が美味そう
2014_0702_163251p1020676 サルナシもあります・・キウイフルーツです・・
2014_0702_164702p1020679_2 やっと・・やっと、下山口到着です!やったね!
この日も白川荘に泊まり、祝杯をあげました。素晴らしい山と仲間、そして梅雨にも関わらずの最高のお天気にカンパ〜〜イ!!
2014_0703_093051p1020686 4日目は近くの飯豊山展望所を訪れます。朝ゆっくりしましたので、少しガスっていますが、わかりますか?
2014_0703_095953p1020694 違う展望所で・・なんのポーズ??
2014_0703_113542p1020695 この季節の山形と言えば、サクランボ!です。南陽に行ってきました
2014_0703_113700p1020696 黄色いのもあるよ
2014_0703_115538p1020701 みんな、お腹も心も大満足で・・帰路につきました
2014_0703_132210p1020706 帰りに米沢により、上杉神社を参拝して、喜多方経由で帰りました。
2014_0703_192014p1020709 新潟空港にて・・お土産たくさん買えたかな?
今回の山行は、その距離の長さ、バリエーション、高低差共に1級クラスの登山でした。3名の皆様が力を合わせ、トレーニングを重ね、成し得ることができた山行です。その分、充実し、中身の濃いものとなりました。
参加された皆様、本当にお疲れ様でした。そして皆様の努力に拍手を送らせていただきます。おめでとうございます。これからも、益々感動できるやまやの登山にご一緒下さい。
余談ですが・・今回は、やまやの長老ことナンコウさんが参加されました。
ナンコウさんは、御年76歳です。75歳で一度山を諦めかけられました。しかし、今回の山行は、厳しい苦難を乗り越え、努力をされた結果、成し得た栄冠です。私は、涙が出るくらい嬉しかった。本当に山岳ガイドをしていて良かったと思った。
このホームページをご覧の皆様方の中には、年齢を理由に、登山を諦めておられる方もおられるかもしれません。でも、山に登ることを人生に置き換えるなら、それは年齢や体力ではなく、気力と努力が充実すれば、たいがいのことはできる・・ということです。諦めないで下さいね。山が好きなら、もう一度、トライして下さい。初めはしんどいかもしれません。でも、しんどいのはみんなです。みんな、それに立ち向かっているのです。あなた一人だけがしんどいのでは無いということを思って下さい。やまやには、どんな方でも山に登る気のある方、努力をする方を歓迎しております。思いやりのある暖かい仲間達がお迎えいたします。
さあ、みんなで新しい感動の世界に飛び込んでみませんか?
今後の山行でお会いするのを楽しみにしております。
「成せばなる、成さねばならぬ何事も、成らぬは人の成さぬなりけり」上杉鷹山

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