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2014年7月

2014年7月22日 (火)

花いっぱいの鳥海山 後編

<携帯などでトップページが表示されない方のために、記事として、トップページを貼り付けておきます。トップページと同じものですので、トップページを見ることができる方はこのページは飛ばして、お読みください>

速報!!「マウンテンサポート やまや山形」のHPを作りました。

下記、URLです

http://yamaya-yamagata.jimdo.com

これで少しは見やすくなった・・と思います。

花いっぱいの鳥海山 前編よりつづく 

3日目

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岩登り(ゴロゴロ岩帯の)新山に登ります。ここには花がありません。新山に登る途中の小ピークに立ち寄り、ご来光を眺めます。
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新山にて、360度のパノラマです。ヤッホー!!条件の良いときでないと見ることができないという影鳥海もばっちり見えました。ヤッタネ
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小屋に戻り、ご飯を食べて、さあ、下山です。下山は沢コースから下ります。下山は登りとは違い、快適快適、、スラスラと下りていけます。チョウカイアザミなどの咲くお花畑を後にします。千蛇ヶ谷へ下り、ここも下りは快適快適!!
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千蛇ヶ谷はす〜っと通り過ぎるのはもったいなく、ゆっくり休みを入れながらの通過です。これから登る多くの人とすれ違いました。七五三掛への岩場を巻くところ・・けっこう事故が多い場所です。
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七五三掛からは、再びニッコウキスゲなど高山植物の咲く尾根を歩きます。帰りは、鳥海湖周遊コースには寄らずに、直接、御浜小屋へ・・途中に御田ヶ原という小ピークがあります。
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鳥海湖もすっきりみています。鳥海湖を後に下れ下れ・・・途中の湿原地帯にはイワイチョウなどがありましたが、もう花は終わっていました。
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再び、賽の河原を通り、長い尾根を下ります。午前10時半、登山口に到着です。皆様2日間、がんばって歩かれましたね。
この日は、遊佐の温泉に入り、道の駅にて旬の岩ガキなどを食べ、お腹満腹で、仙台まで帰りました。最終便PEACHにて、関空へ帰りました。
鳥海山には一度登っているものの、あまり覚えていない・・1日で歩くにはきつすぎる・・という声にお応えしての、今回の山行。
3連休の中日から出発、3日間で、十分すぎるほど満足できる山行でした。
1日目の混雑が分かっていることで挑戦したクラゲミュージアムから、気合いが入り、今回の登山が始まっていました。
やはり、山はあまり急がず、ゆっくり登るに越したことはありません。
その分、想い出も凝縮されます。
他の皆様も、このような価値ある山行のご一緒しませんか?
まだまだ夏は始まったばかり・・どんどん参加してくださいね。
よろしく!!

花いっぱいの鳥海山 前編

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7月20日〜22日、山形県と秋田県にまたがる鳥海山に登ってきました。3日間とも晴れて、花いっぱいの楽しい山行でした。3連休丸々ではなく、1日ずらすだけで、こんなに安くなるなんて・・こんなに快適なんて・・ 

1日目は移動日です。仙台までPEACHで飛び、お客さんのリクエストの現在人気最高潮の加茂水族館(クラゲミュージアム)へ!
この山旅は、1日目から登山が始まっていました・・
鶴岡で、ご飯を食べようと道の駅に寄るものの停める場所がない・・やっと停められ、中に入ると、「本日は団体貸し切りのため、レストランはご利用できません」の文字・・う〜〜む、さすがは、クラゲミュージアム・・噂には聞いていたが、これほどまで。。とは・・3連休の中日に、果敢にも挑戦したやまやの健闘をご覧あれ!!
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お客さんの希望を叶えようと、朝の6時20分に関空に集合、京都は3時半出でした・・7時40分発の仙台PEACHに乗り、9時に到着・・いざいざ〜〜〜!
という意気込みで来たので、少々の混雑は何のその!
近くの比較的空いているラーメン屋でお昼をとり、加茂へ向かいます。
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・・と、、事前に情報を入手しておいたので、第1駐車場は諦め、第2駐車場へ・・その手前から渋滞が始まっていて、電話で確認したところ、第2駐車場も満車で、第3駐車場も満車・・臨時駐車場しか停められない・・とのこと
クワ〜〜〜〜〜!!今日、たどり着けるだろうか・・
で、歩いた方が早いということで、山形は運転手に徹し、お客さんだけ歩いてもらうことに・・歩いて約15分くらいの道のり・・車では、そこから1時間半ほどかかりました。クラゲミュージアムに付くと上の写真のように長蛇の列。。お客さんは入れたのだろうか・・ちょうど、駐車場に空きができ、やっと停められたのだが、山形はとても入る気にはなれず、有名なクラゲ定食のあるレストランはどんなものか・・?と見に行ったのが上右の写真・・やれやれ・・
と、そこに、お客さんから電話が、ちょうど見終わって、出てきたとこ・・ということ!お〜〜ラッキ〜〜!!ジャストタイミング!時間は3時半くらいになっていました。あのまま並んでいたら、あと何時間かかるやら・・
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近くの灯台に登りました。ここの方がずっと気持ちイイ!上中の写真は灯台から見た新加茂水族館、右上は、昔の加茂水族館です。随分違いますが・・僕は昔の方が好きです。今年取り壊されるそうです。
明日からの山行に備え、鳥海山象潟ルートの拠点、大平山荘へ移動、5時に到着しました。
2日目
鉾立まで移動し、象潟ルートを上ります。2日目は頂上小屋に泊まる予定なので、非常に楽な気持ちで望めました。
左、非常にきれいに晴れ渡っています。男鹿半島の新山が見えています。
中、登山口にて・・ 右、途中の稜線から・・岩手山、秋田駒、バックに白神山地
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はじめは、ゆっくりしとした尾根です。賽の河原は雪に覆われていて、雪渓の高巻きです・・今年は雪が多く残っているらしいです。
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約2時間で、御浜小屋のある鳥海湖上に到着です。ここまでくると、ガスが出始めました。でもニッコウキスゲがちょうど良い頃、他の高山植物もいっぱい出てきます。
この日は時間があるので、鳥海湖の周囲をぐるっとお花畑散策です。
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チングルマ、ヒメコザクラ、ハクサンイチゲ・・いっぱい咲いています。
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ハクサンボウフウ、ヨツバシオガマ、七五三掛にて昼食の図・・七五三掛からは、行きは尾根コースを辿ります。
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イワブクロ、チョウカイフスマ、お花をいっぱい見ながら、文殊岳到着です。
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やまやで何年か前に来た時に合流したところです。この下に薊坂があり心字雪渓に地通じます。あの時は大変でした・・懐かしい・・行者岳から下へ下りるルートは閉鎖されています。このあたりから岩場の登下降の連続です。
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登ったり、下りたりしながら・・新山が見えてきました。旧山頂の七高岳に到着です。バンザーイ!ゆっくり歩きましたが、けっこう長く感じましたね・・
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外輪山の七高山尾根を下り・・ここがけっこう落石だらけで危ないです・・雪渓の上を歩き、御室小屋に到着です。ここがこの日の宿泊地。到着時間は、14:30でした
小屋のテラスでビールを飲みながらゆっくりです。時間があったので、私だけが、新山まで散歩に行ってきました。皆さんは明日早朝に・・
花いっぱいの鳥海山 後編につづく

2014年7月17日 (木)

残雪とお花畑の飯豊山 後編

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3日目(登山開始2日目)素晴らしい朝です。この日、本山小屋には今シーズン私達が一番乗りということで、その全てを独り占め?させていただきました。その一部の写真ですが、しばし、うっとりしてください。

2014_0702_043503p1020529 吾妻、磐梯方面です
2014_0702_043608p1020531 朝日、月山、鳥海山です
2014_0702_044700p1020534 今回のお客さんです。これから御西のお花畑まで♪
2014_0702_044954p1020543 雲海から朝日が・・素晴らしい日の出です
2014_0702_045203p1020545 稜線も朝日に照らされます・・
2014_0702_050215p1020558 きれいですね、ハクサンイチゲも満開でした
2014_0702_050700p1020561 飯豊は東北のアルプスと言われ、その深さはどこまでも続きます。
2014_0702_051137p1020563_2 やった〜〜!飯豊本山登頂!あれ?道標が折れている・・
2014_0702_051754p1020566 イワウメ、ミヤマダイコンソウ
2014_0702_052326p1020569 一度、下りて御西に向かいます。美しさにしばしうっとり・・
2014_0702_055108p1020586 時々現れる雪渓が、絶妙のコントラストを醸し出します。
2014_0702_061751p1020590 見渡す限り、一面、ハクサンイチゲです
2014_0702_065822p1020602 ヨツバシオガマ、ハクサンコザクラいっぱいです。
2014_0702_073731p1020607 御西まで往復、小屋で下山の準備です。明日ま天気がまた崩れる・・と・・
2014_0702_084012p1020610 本山小屋の管理人、渡辺さんと・・これから8月いっぱいまで常駐です。渡辺さんのベスト・・よ〜く見て下さい、お手製だとか・・
2014_0702_084205p1020613 渡辺さんに見送られながら、出発です。また会う日まで!
2014_0702_085304p1020617 ずっと見えていた大日岳ともお別れです。良いお天気をありがとう!
2014_0702_091305p1020621山腹にはまだまだ雪がびっちり付いています
2014_0702_094432p1020625 やはり、この季節が最高に楽しいですね・・飯豊山・・でも、今度は秋もいいかも・・
2014_0702_100104p1020628 再び、雪渓にかかります。12本爪アイゼンを着けて、下山は気を付けて!
2014_0702_105409p1020636 若干、雪が腐り始めていたので、急な所ではザイルを出します
2014_0702_111502p1020639 帰りも切合からはショートカットルートです。下部雪渓は以前に来たときより安定していました。
2014_0702_133635p1020652再び稜線です。シラネアオイが活き活きしています。
2014_0702_123900p1020645 もちろんヒメサユリも負けじとがんばります!
2014_0702_140639p1020656 長いアップダウンのあるルートを歩き、再び地蔵岳です。
2014_0702_161429p1020667_2 どわ〜っと1200m下って、ザンゲ坂です。
2014_0702_162859p1020672 ヤマブドウもあります・・秋が美味そう
2014_0702_163251p1020676 サルナシもあります・・キウイフルーツです・・
2014_0702_164702p1020679_2 やっと・・やっと、下山口到着です!やったね!
この日も白川荘に泊まり、祝杯をあげました。素晴らしい山と仲間、そして梅雨にも関わらずの最高のお天気にカンパ〜〜イ!!
2014_0703_093051p1020686 4日目は近くの飯豊山展望所を訪れます。朝ゆっくりしましたので、少しガスっていますが、わかりますか?
2014_0703_095953p1020694 違う展望所で・・なんのポーズ??
2014_0703_113542p1020695 この季節の山形と言えば、サクランボ!です。南陽に行ってきました
2014_0703_113700p1020696 黄色いのもあるよ
2014_0703_115538p1020701 みんな、お腹も心も大満足で・・帰路につきました
2014_0703_132210p1020706 帰りに米沢により、上杉神社を参拝して、喜多方経由で帰りました。
2014_0703_192014p1020709 新潟空港にて・・お土産たくさん買えたかな?
今回の山行は、その距離の長さ、バリエーション、高低差共に1級クラスの登山でした。3名の皆様が力を合わせ、トレーニングを重ね、成し得ることができた山行です。その分、充実し、中身の濃いものとなりました。
参加された皆様、本当にお疲れ様でした。そして皆様の努力に拍手を送らせていただきます。おめでとうございます。これからも、益々感動できるやまやの登山にご一緒下さい。
余談ですが・・今回は、やまやの長老ことナンコウさんが参加されました。
ナンコウさんは、御年76歳です。75歳で一度山を諦めかけられました。しかし、今回の山行は、厳しい苦難を乗り越え、努力をされた結果、成し得た栄冠です。私は、涙が出るくらい嬉しかった。本当に山岳ガイドをしていて良かったと思った。
このホームページをご覧の皆様方の中には、年齢を理由に、登山を諦めておられる方もおられるかもしれません。でも、山に登ることを人生に置き換えるなら、それは年齢や体力ではなく、気力と努力が充実すれば、たいがいのことはできる・・ということです。諦めないで下さいね。山が好きなら、もう一度、トライして下さい。初めはしんどいかもしれません。でも、しんどいのはみんなです。みんな、それに立ち向かっているのです。あなた一人だけがしんどいのでは無いということを思って下さい。やまやには、どんな方でも山に登る気のある方、努力をする方を歓迎しております。思いやりのある暖かい仲間達がお迎えいたします。
さあ、みんなで新しい感動の世界に飛び込んでみませんか?
今後の山行でお会いするのを楽しみにしております。
「成せばなる、成さねばならぬ何事も、成らぬは人の成さぬなりけり」上杉鷹山

2014年7月15日 (火)

残雪とお花畑の飯豊山 前編

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6月30日から4日間の行程で、飯豊山に登って来ました。

この時期の飯豊山は、登山道は中途半端に出ていて、ルートファインディングをしながらの悪戦苦闘の旅でした。

しかしながら、お天気にも恵まれ、展望も良く、お花畑にはたくさんの高山植物が咲いていて、最高のコンディションでのトライです。皆様の足も揃っていて、日頃のトレーニングの成果ばっちりの価値のある山行でした。

先ずは、前編をアップします。

1日目 新潟空港まで飛行機で飛び、この日は、山形県飯豊町までの移動日です。川入登山口からは未だに入れず、明日からの飯豊山は、大日杉からのコースです。

Img_2566 この日は雨模様・・昔、懐かしの山形県小国町の道の駅です。

Img_2563 売っているものは、塩漬けのキノコや山菜ばかり・・昔と変わっていませんね。

Img_6886 2日目 白川に泊まった私達は、大日杉登山口からの出発です。

Img_6888 今回の行程は、1日10時間を越える長丁場!体力を温存しゆっくり歩きます。

Img_6891 ザンゲ坂にかかりました。もうすぐで1合目です。

2014_0701_065456p1020416 杉の巨木前、、御田代です

2014_0701_080741p1020421 先ずは、標高差1200mの地蔵岳を目指します。ブヨが多い・・

2014_0701_083029p1020428 お〜〜飯豊の山並みが見えてきた〜〜!晴れてきた〜!

2014_0701_083959p1020431 地蔵岳へ到着!目指す飯豊本山が目の前に・・でも先が遠い・・

2014_0701_085714p1020436 尾根をグルっと回るらなければ・・せっかく登ったが地蔵岳を一度下ります。

2014_0701_093627p1020444 ここからの稜線は半端ない美しさです。アカモノとヒメサユリがお出迎え!

2014_0701_102955p1020453 ムラサキヤシオの向こうに三国岳・・あれ、ガスってきた・・

2014_0701_114344p1020468 御坪からは、種蒔山を巻かずに、雪渓に下ります。切合への直登コースです。

2014_0701_112559p1020466 水芭蕉もお出迎え!アイゼンを履いて、いざいざ!

2014_0701_115050p1020470 雪渓上をがんばって歩きます。けっこう急になってきたぞ!

2014_0701_124441p1020474 と・・急坂を登ったところに切合小屋です。まだ営業していません。

2014_0701_125840p1020479 小屋でご飯を食べて、再び出発です。今日はまだまだ行くぞ〜!

2014_0701_125215p1020477 オノエランが咲いていました。

2014_0701_134923p1020483 草履塚で一休止、ガスが出たり入ったり・・

2014_0701_135549p1020488 2014_0701_140950p1020494 ミヤマウスユキソウにヨツバシオガマ

2014_0701_143329p1020504 軽い岩場にかかります。岩登りなんてへっちゃらさ

2014_0701_145818p1020509 どんどん、高度を稼ぎます。

2014_0701_152042p1020515 アオノツガザクラも満開でした。

2014_0701_162201p1020519 ミヤマキンポウゲの大群落です。この近くの本山小屋が今日のねぐらです。

2014_0701_163836p1020523 小屋から少し離れた雪渓下に水を確保しに行きます。

2014_0701_193843p1020524 この夕陽は国宝級です。明日は晴れそうです。

次は、感動の飯豊山登頂!と御西のお花畑・・そして下山・・です。お楽しみに!

後編につづく・・

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