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2012年6月

2012年6月 8日 (金)

イワクラ尾根から入道ヶ岳

4月19日 鈴鹿の名峰、セブンマウンテンの一つ入道ヶ岳をイワクラ尾根から登りました。
ルートは長かったけど、なかなか楽しさに満ちたコースでした。
3名の皆様と、山桜の桃源郷である宮妻峡に車を停め、まずは水沢峠目指して歩きます。水沢峠までは林道をある程度まで詰め登り、そこから谷筋を登ります。水沢峠までの道は鈴鹿独特の花崗岩の崩れやすい道・・谷のトラバースも気が抜けません。途中、メンバーの一人が路肩を踏み外し、少し尻セード?してしまい、ヒヤっとする場面もありましたが、何とかクリアし登山を続けました。その時にご同行いただいた、朝明アルパインクラブの方、ご協力ありがとうございました。

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水沢峠からの稜線は、東に行くと鎌ヶ岳へ行く鎌尾根、それを逆に宮指路岳の方に向かいます。相変わらずのヤセ尾根で、踏み外さないようにゆっくり歩きます。けっこう時間がかかってしまい、イワクラ尾根分岐で昼食です。イワクラ尾根は、これまた鈴鹿の山やな〜・・という感じの尾根で、風化した花崗岩のザレバと岩場の繰り返しです。木の根っこだけで地面がない、根庇(ねっぴ)は薄い土だけで、下は谷底の土庇(どっぴ)の箇所が随所にあり、落とし穴に落ちないように注意が必要です。

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途中の開けた岩場からは雲母峰を目の前に、そこから続く尾根に鎌ヶ岳、鈴鹿の北側の山々が見えます。イワウチワがきれいに咲いています。ヘビもいました・・木を持ったり、四つん這いになったり・・でなんとかここもクリアし、目の前に立ちふさがる入道ヶ岳を登りつめると、そこは笹原の快適な斜面が続きます。椿大神社の奥社の祠があり、そこから少しで入道ヶ岳山頂です。

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そういえば、一年前にここに来た時、雷と強風に阻まれ、今回とは逆コースでイワクラ尾根を通る予定を、急遽、林道へエスケープするコースを取ったのでした。今回は、そのリベンジということで、参加いただきました皆様、みごとリベンジおめでとうございます。
昨年とは逆コースで、イワクラ尾根を先の持ってきたのが功を奏しましたね。

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帰りは昨年と同じ、宮妻峡に直接下りるルートで帰りました。ほぼ、昨年と同じ時だったのですが、今年はクロモジや馬酔木はまだ早いようです。気温は昨年の方が低かったように思うのですが・・
自然って面白いですね。。

ライト 箕作山(みつくりやま)と太郎坊山

4月17日 桜にきれいな季節に八日市にある箕作山(みつくりやま)と太郎坊山に、3名で登りました。ここはそんなに時間をかけずに登れることで、やまやではライト登山に指定しています。
とはいえ信仰的要素の強い岩山で、アルペンムードも味わえ、充実感もある山行ができました。
周回コースを辿りたかったので、車は、太郎坊宮の近くの田園地帯に入っていき、岩戸山登山口の駐車場に置いておきます。みなさん、農作業やゲートボールなどで楽しんであられ、とてものどかな田園地帯の真ん中です。

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まずは岩戸山にある十三仏を目指します。ここはかつて(今も?)の参道で、そこここに石仏が祀られています。驚いたことに全ての石仏にはカラフルな手製の前掛けがかけられています。
地元の皆様がいかにここを大切にされているかが伺えます。

石段を上り詰めたところにこれまた立派な休憩所も・・

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上まで行くと十三仏という磨崖仏?があると・・なっていましたが、どこにあるのか?見つけることができませんでした。それより岩戸山の由来の岩戸があり、洞窟のような・・その中に入って見ることにしました。別に何の変哲もない岩戸ですが、真っ暗でなにも見えません。ただ、カマドウマがたくさんいました。岩戸山頂上からは快適な道が続きます。馬酔木や広葉樹の低木の間を、爽快に歩きます。季節はまだまだ寒く、山の上ではようやく春を迎えた頃です。

小脇山という昔お城があったところを通り過ぎ、箕作山(373m)まで行き辺りの田園地帯を一望しながら、ランチタイム!ここは晴れていれば琵琶湖越しに湖北の山々が展望できます。
この日は春独特の霞がかかっていて、遠くの山はそんなに見えませんでした。
でも、やはり山で食べるご飯は最高にうまいな〜

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そこから稜線をひたすら歩き、時間があったので、稜線から少しは慣れ、瓦屋寺まで桜を見に行きました。桜がちょうどきれいな頃で、私達だけで、お花見を楽しみました。
稜線に戻り、今度は太郎坊山です。岩山の太郎坊山は稜線からは尾根を巻くように道が付いています。頂上まで登り展望を楽しんだあとは、岩場を直降できないかと・・岩場の先端まで見に行きましたが、けっこう急峻で、危険が伴うのでパスしました。まあ、ロープを出せば行けないことはないところですが・・

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太郎坊宮まで行き、岩そのものがご神体で祀られています。なかなか立派な岩場です。昔の人はここで修行されたのでしょうね・・
そこから長い階段を降りると下の田園地帯に到着です。桜並木の参道を歩き、田園地帯を横切り、車の停めてある岩戸山の駐車場に戻りました。

今回は、リハビリを兼ねた方がおられましたので、ライト山行で調子を観て頂きましたが、皆さん、元気に歩かれていました。

駐車場では、時間があったので、テント泊講習会とし、実際にテントを張り、中での生活の仕方や、設営、撤収の仕方を勉強して帰りました。
気持ちのよい春の位置日でした。

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