イワクラ尾根から入道ヶ岳
4月19日 鈴鹿の名峰、セブンマウンテンの一つ入道ヶ岳をイワクラ尾根から登りました。
ルートは長かったけど、なかなか楽しさに満ちたコースでした。
3名の皆様と、山桜の桃源郷である宮妻峡に車を停め、まずは水沢峠目指して歩きます。水沢峠までは林道をある程度まで詰め登り、そこから谷筋を登ります。水沢峠までの道は鈴鹿独特の花崗岩の崩れやすい道・・谷のトラバースも気が抜けません。途中、メンバーの一人が路肩を踏み外し、少し尻セード?してしまい、ヒヤっとする場面もありましたが、何とかクリアし登山を続けました。その時にご同行いただいた、朝明アルパインクラブの方、ご協力ありがとうございました。
水沢峠からの稜線は、東に行くと鎌ヶ岳へ行く鎌尾根、それを逆に宮指路岳の方に向かいます。相変わらずのヤセ尾根で、踏み外さないようにゆっくり歩きます。けっこう時間がかかってしまい、イワクラ尾根分岐で昼食です。イワクラ尾根は、これまた鈴鹿の山やな〜・・という感じの尾根で、風化した花崗岩のザレバと岩場の繰り返しです。木の根っこだけで地面がない、根庇(ねっぴ)は薄い土だけで、下は谷底の土庇(どっぴ)の箇所が随所にあり、落とし穴に落ちないように注意が必要です。
途中の開けた岩場からは雲母峰を目の前に、そこから続く尾根に鎌ヶ岳、鈴鹿の北側の山々が見えます。イワウチワがきれいに咲いています。ヘビもいました・・木を持ったり、四つん這いになったり・・でなんとかここもクリアし、目の前に立ちふさがる入道ヶ岳を登りつめると、そこは笹原の快適な斜面が続きます。椿大神社の奥社の祠があり、そこから少しで入道ヶ岳山頂です。
そういえば、一年前にここに来た時、雷と強風に阻まれ、今回とは逆コースでイワクラ尾根を通る予定を、急遽、林道へエスケープするコースを取ったのでした。今回は、そのリベンジということで、参加いただきました皆様、みごとリベンジおめでとうございます。
昨年とは逆コースで、イワクラ尾根を先の持ってきたのが功を奏しましたね。
帰りは昨年と同じ、宮妻峡に直接下りるルートで帰りました。ほぼ、昨年と同じ時だったのですが、今年はクロモジや馬酔木はまだ早いようです。気温は昨年の方が低かったように思うのですが・・
自然って面白いですね。。
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