満開の吉野山と百貝岳
4月16日、少し遅目の吉野桜を見に行って来ました。いつもは東側の蜻蛉の滝から青根が峰に取り付きますが、今回は逆の西側から、百貝岳を経由した登山です。
車を下市の駐車場に置き、タクシーにて鳥住まで移動です。鳥住の春日神社から登ります、鳳閣寺を経由し、直登コースで百貝岳を目指します。百貝岳は大峰前衛で、理源大師の大蛇退治伝説も残る山です。登山道の途中からは、西にドウドコ山や北には葛城山系の山々が見渡せます
そんなに労せず、百貝岳に到着しました。ここで、やまや会員のIさんよりいちご大福の差し入れです。いつもありがとうございます。今回のものも絶品でした。皆様、作り方を聞き、メモしておられています。そこからは一旦コルに下り、だらだらとしたトラバース道を、西行庵の分岐まで歩きます。
ときおり開けた所からは、室生から龍門の山々が見えました。
分岐に到着した途端にすごい人です。さすが吉野だけあります。
ついでなので、少し西行庵にもよっていきます。ここも人でいっぱいでした・・桜は咲いていませんが・・
西行庵からは、奥駆道分岐まで登り、金峰神社を通り、観光客と一緒に歩きます。高城山で昼食です。ここまでは桜は咲いていません。
しかし、この後です!ものの見事な吉野の千本桜に出会いました。
写真をご覧頂ければわかると思いますが、下千本から上千本までほぼ満開です。満開といっても、吉野の桜はソメイヨシノのような派手さはなく、山桜の万葉の美しさ・・とでもいいましょうか・・
うっとりする美しさです。
いつもの山道に入り、桜を飽きるほど見て、写真もたくさん撮り、もういいかな?と思う頃に雨がポツポツ・・如意輪寺から蔵王堂へ下りて、そこからは観光客だらけの観光道をひたすら歩きます。途中下千本の中も歩きましたが、ここも満開でした。下千本から上千本まで、同時に満開であることはめったにありません。今回は非常に得した気分です。
帰りは近鉄に乗り、下市まで、そこからゆっくりお風呂に入って帰りました。心が満腹という感じです。
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