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2012年4月

2012年4月15日 (日)

早春の鈴鹿雲母峰(きららみね)

3月20日に3名様、25日に5名様と一緒に鈴鹿の鎌ヶ岳前衛の雲母峰に登ってきました。
この時に撮ったカメラを不覚にも、失くしてしまい、データごと紛失してしまいました。
それで写真がありません。参加していただいた方には、既にお詫びさせていただきましたが、本当に申し訳ございませんでした。その分、この記事にて山行レポートをさせていただきます

3月20日お彼岸が近いとはいえ、まだまだ寒いこの季節にビジター1名を含む、3名+ガイドで雲母峰の登山口にやってきました。25日の方が雪が降った分、寒かったです。
雲母峰には登山道はいくつかあり、岳不動から登る道、南陵から四日市側へ通じる道、宮妻峡に通じる道、そしてその間の小林新道と無雪期の山行の始めの足慣らしとしては、最適な山行が楽しめます。

雲母峰は、鎌ヶ岳に通じる途中の尾根のピーク・・という感じが強いのですが、今回はゆるりと雲母峰そのものを楽しみます。普通の登り下りてきたのでは面白く無いので、特に登りは、地図を見ながら、道なき道を進みます。20日は良いお天気で、登るほどに鈴鹿の山々が展望でき、眺望の登山を楽しむことができました。途中の林道に車を停め、岳不動から沢沿いの道を進みます。ここは林道が交差していて、直登ルートを取ると、必ず林道に交差します。一度目林道に出た所からは、御在所岳と鎌ヶ岳がきれいに見えました。林道とはいえ、ここは車は通りません。
ゆっくりと展望を楽しんだ後、20日は地図の508mピークが気になり、少し登ります。そこには蛇不老山という古びた標識がぶら下がっていました。
林道に戻り、少し林道を歩きます。どこから取り付こうかと、登りやすそうなところを物色しながら歩きます。一箇所、テープがある取り付き地点のような所がありましたが、地図を見る限りかなり急なので、もう少し迂回して、尾根の突端から登ります。ここも急で植林帯の中を喘ぎながら登ります。

少し広くなったところで、先ほどのテープからの道と交差しています。ここは杉の植林帯なので、あまり面白くありません。25日に来たときは、このテープのある所から取り付きましたが、地図通り、かなりの急斜面で、おまけに季節柄岩は浮いているし、かなり荒れています。いくら植林帯でなく自然林といえども、20日に通ったルートの方が、通りやすかったです。

でもどちらも急登、参加された皆様は本当に頑張って登られました。
そこからはまた一度林道に出て、植林帯の中、急登が続きます。25日の方が気温は高かったのですが、途中から雪が降ってきて、そこから上は雪景色に変わってきました。稜線に突き上げた所が、雲母峰の主峰と2峰の間です。ここからはリョウブやツツジの樹林帯の尾根筋に進みます。まだ季節は早く、冬芽を確認するだけで、何の芽も出ていません。
ちょうど昼くらいに雲母峰主峰に着きました。標高は888mなかなか縁起のよい山頂です。
鎌ヶ岳が木々の間から見えています。

そこで写真を撮ったあと、尾根を戻り雲母峰2峰に登り返します。2峰はパラグライダーの出発地点となっており、東側の展望が開けています。どちらの日も風が強かったのですが、20日は風を避けながら、2峰にて昼食、25日は雪が降っていたので、主峰に向かうまでの、晴れ間の時間で窪地を見つけ、昼食タイム。2峰からは鎌ヶ岳と御在所岳、その間にまだまだ雪のある雨乞岳がすっきりと見えています。25日は残念ながら西の峰は見えませんでしたが、四日市方面の展望はよく見えていました。気圧配置はいずれも冬型だったので、寒気も下りてきていて、少しの違いで、この鈴鹿まで雪雲がくるかどうかが決まります。20日は風は冷たかったけど、晴れました。

下りは、いずれも南陵から林道へ下りる長いルートを辿りました。20日の3名様は展望の雲母峰を、25日の5名様は、バリエーションの面白さと、雪の雲母峰を楽しまれたと思います。
この春も鈴鹿の山にはたくさん登ります。
これからは花の季節、楽しみですね

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