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2012年3月

2012年3月31日 (土)

車山・北八ヶ岳・入笠山 スノーシューハイク

3月13日〜15日、2泊3日で八ヶ岳周辺に7名で行ってきました。
3日間とも晴天続きで、思う存分雪を楽しみました。

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1日目は車山へ・・
茅野からビーナスラインを通り、白樺湖へ向かいます。ビーナスラインからも車山の山頂が見える晴天で、スキー場を通り過ぎ、車山の肩に車を置き、そこからのスタートです。
蝶々深山にもできらた登りたいと、車山湿原の方から歩き始めます。トレースは1本車山乗越まではありましたが、良いお天気ということもあり、けっこう雪が緩み、沈みます。

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蝶々深山は時間的に諦め、スキーヤーが下りてくるゲレンデに向かってトレースの無い道を進みます。
車山山頂は360度の大絶景!!八ヶ岳から南中央アルプス、2月に行った美ヶ原まで全部見えます。めっちゃきれいでした。帰りは直接、車山肩に向かいます。どんどん下りて、一気に車の置いてあるところに着きました。

この日は蓼科のペンション泊です。
こじんまりとしたペンションで、女将さんとの会話が楽しくこの日は私達だけの貸切状態でした。

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ゆっくりと過ごした後は、2日目、メインの北八ヶ岳です。ピラタスロープウェイで坪庭まで登り、そこからいろんなコース取りができます。今回は北八ヶ岳に初めて来られた方が多かったので、縞枯山から茶臼山に登り、大石峠から五辻コースで再びピラタスに戻るという一周コース。
トレースがあったけど、スノーシューには皆さん慣れてる・・ということで、スノーシューを履いての出発です。縞枯山の登りは急だったけど、登り終えたところからの景色は格別、近くの八ヶ岳その左には浅間山、その右には南アルプス、中央アルプス、そして北横岳に隠れるように、北アルプスの稜線が続きます。この日も雲ひとつ無い快晴で、ここからの稜線は、空中散歩とでもいうべき・・快適にあるきました。展望台でも景色を楽しみ、一旦茶臼山のコルまで下ります。わざと新雪に入り、スノーシューの醍醐味を味わうも・・シラビソの密林?に行く手を阻まれます。ここのシラビソ・・なんでこんなに密にはえてるの・・?

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茶臼山に登り返し、そこでも展望台からの大絶景です。
「もう、いい!!」というくらい景気を楽しんだ後は、少し風が出てきたので、麦草峠の近くの大石峠に下り、シラビソの林の広場・・陽だまりの広場で、ゆっくりお湯を沸かし昼食タイムです
気持ちが良くて、ついお昼寝でもしてしまいそうな陽だまりで、ゆっくりとした時が流れていきます。
帰りは、山には登らず、山腹を巻きます。途中のオトギリ平も気持ち良い雪原と化しています。

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五辻までもどり、そこからは観光登山をされている方ともよく会いました。
帰りも北アルプスなどの展望を見ながら、ゆっくりと帰りました。
これなら、ピラタスは片道で行けたね・・とか言いながら、3時過ぎにはロープウェイの乗り場へ

この日の宿泊は、蓼科温泉です。温泉が楽しみです。また、今度来るときは雨池方面や北横岳にも登りましょうね。
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3日目は皆様と協議の結果、入笠山に行くことに・・
この日も天気は上々で、ゴンドラを下りてからは、夏場のスズラン自生地で思い思いのシュプールを描きます。また入笠湿原の雪原の中ではしゃぎます。
入笠山の急登を登り、これまた間近に甲斐駒ヶ岳を見ながら、登頂記念の写真を一枚。
帰りは、急斜面の雪面をシリセードで下ります。緩斜面になったところで、ばんばん雪を蹴りながらスノーシューで歩きました。入笠山直下の夏場のお花畑では横一列に並んで、スノーシュー運動会!!
みんな、童心にかえってはしゃいでいます。

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思う存分、雪と戯れた後は、温泉でほっこり・・です。

この3日間はホントに天候に恵まれ、素晴らしい山行ができました。
雪はやっぱり楽しいですね

2012年3月23日 (金)

残雪期 T字尾根から御池岳

3月11日 鈴鹿の御池岳に登りました。シーズン前なのでひっそりとしていて雪に覆われたテーブル台地は素晴らしいの一言・・今度はテントを持ってきてゆっくりと楽しみたいものです。
人数が増え、8名+2名スタッフとなったこの山行。シーズン中なら、三重県側から登るたくさんの人でいっぱいになる御池岳ですが、3月のしかも滋賀県側からとあって、日曜日にも関わらず、出会ったのは伊勢尾から周回してきたという青年一人だけでした。

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御池岳の西側にTの字い突き出る尾根があります。その形からT字尾根と呼ばれていますが、ここは一般ルートではなく、最近になって無雪期に登られる方が多くなったみたいですが、知る人ぞ知る滋賀県側からの貴重なルートです。しかしここ最近、簡単に入って簡単に遭難する登山者が増え、滋賀県では、登山に適さないルートとしての看板も立てています。

今回は私と私の所属する山岳会の地図読みのベテランのH氏に同行していただきました。T字尾根まではその取り付き点で、けっこう迷います。いくつか入るルートはあるのですが、最近になってメジャーになってきたので、テープなどもあります。Tの支点部分までは雪はほとんど無く、急勾配のルートをひたすら登ります。私達の後には天狗堂が堂々としたスケールで望まれます。右手には静ヶ岳や銚子岳や旭山、遠くに釈迦ヶ岳、雨乞岳などもかすかに望めます。

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もう少し登ったらもっとよく見える・・と真正面に見える御池岳のテーブル台地を目指します。T字の長い方の尾根に入ってからは、一段とでかく、堂々と御池岳が迫ってきます。すごい迫力です。テーブル台地手前の急坂は一面雪です。雪の状態で、確保は必要なく、トレースを刻むように登ります。

やっとのことでテーブル台地に・・一面真っ白な雪野原・素晴らしい世界です。雪が緩んでいるだろうと、それぞれに持ってきたワカンやスノーシューに履き替えます。トレースが全く無い雪の台地です。
360度の大パノラマです。先ほど隠れていた竜ヶ岳や御在所岳、イブネ、クラシから銚子ヶ口の尾根もよく見えます。

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皆さん、思い思いのシュプール?を描きながら、時折、雪の造形に感嘆の言葉を発し、写真を撮り、ゆっくりと進んでいきます。樹氷を食べてる方のおられました。御池岳山頂に着いたのは13時を回っていましたが、そこでゆっくりと昼食・・この日は1年前に震災が起こったことで、北の空に向け、しばし黙祷。

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帰りは、尾根沿いを奥の平まで歩き、そこから窪地が連なるところでしばし休憩・・調子に乗って、斜面でシリセード!!でもレインズボンのサイドジッパーを締め忘れていたので、雪が思いっきり中に入ってきた〜〜うわっ冷た〜〜

少し読図講習しながら元来た降り口へ帰ります。この降り口、実はけっこう探すの難しいんです。なんてったってテーブル台地なんで、同じような景色で、ガスに巻かれたりしたらけっこう焦ります。微妙な凸凹を結んで勘と磁石が頼りですね。

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登りの急斜面の雪壁も雪が下まで柔らかかったのでへっちゃらです。かかとで滑らすように、ズルズルとみんな下りていきます。T字の基部まで来た時にはもう4時半でした・・でもこの頃日が長くなってきたので、そんなに焦ったりしません。雪が消えてから急斜面どんどん下ります。

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車の停めてある林道に着いたのは、5時半、皆さんお疲れ様でした。
この日は、それぞれの想い出を胸にしまい込んで、皆さん帰路に着きました。もちろん温泉に入ったことは言うまでもございません。


2012年3月22日 (木)

スキー教室 3&4

3月1日にスキー教室3を実施し、もう一度、というリクエストにお答えして、7日にスキー教室4を開催しました。3回目は4名様で朽木スキー場、4回目は3名様で箱館山へ行って来ました。
両回通じて、今年で2年目になる方たちは、めまぐるしく上達され、最終回の箱館山では、レディスデーということもあり、なんと1日券が無料!!リフトに何回も乗って、あっちのコースこっちのコースとたくさんのコースを滑られました。

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快晴のスキー場・・湖北の山がきれい       立ち姿も様になってきました

3回目の朽木でも、2回目までの復習とプルークボーゲンの完成。中斜面での滑り方や、斜滑降を取り入れたシュテムターンなど、昔の基礎スキーの技術中心に講習し、スピードにも身体を慣らしていただく目的で、何度もリフトの上から下までノンストップで滑っていただきました。

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リフトからやっほー伊吹山がきれい・・   スキー教室の受講生の皆様


初め、リフトから下りることさえ怖がっていた方も、すんなりと下りることができるようになりました。
4回目の箱館山はさすがに大学生・・かな?春休みとあって、平日でもたくさんの人が来ています。
でも多少人がいても、ぶつかる心配がなくなった皆さんは、堂々と滑っておられています。
う〜ん、素晴らしい!!
この日は、今までの基礎スキーの教え方に加え、もっと楽にターンができるカービングの要素を加えた練習をメインにし、とにかく数を滑っていただきました。
皆さんは初めての?1日券・・かな?いままで回数券でその数だけ滑っていたのですが、この日は時間を惜しみ、どんどんリフトに乗り、箱館山のあっちのコース、こっちのコースと滑ります。
今年のスキー教室もこれで終わりとあって、足がもつまで??ひたすら滑っていました。

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ちょっと逆光で暗いけど、けっこうな斜面を滑っています。

昨年より初めた初心者のためのスキー教室で、ここまで滑れるようになれば、やまやでも来年からはスキーツアーを信州方面に出したいね・・と、期待に胸を膨らませていました。
途中で止めたい、と思っても、歯を食いしばってやり続けた結果がここにあります。そういう皆様を尊敬します。今後もがんばって、山にスキーに、続けていきましょうね。

来年から新たにされる方も、是非来てください。みんなで楽しく滑れるようになりましょう。

2012年3月16日 (金)

段階的トレーニング山行

この夏に北アルプス 槍ヶ岳や剱岳、また、テント泊縦走などに行きたい方で、いままであまり登山を知らなく、段階的にトレーニングされたい方のために、段階的トレーニング山行を作りました。

これは、やまやの各山行に参加いただき、その中で段階的にトレーニングをしていただくために、山形がメニューを組ませていただきます。この夏と言わず、将来的に行きたい・・という方でもOKです。
基礎から力を付けていき、様々なトレーニングを通じて、技術面でも体力面でもアルプスなどの山に登れる力をつけて頂きます。

力に余裕ができると山登りが楽しくなり、気持ちにも余裕ができます。ただ、「登れた」というのではなく、楽しんで登りたいものですね。
詳しくは下記資料の写真を拡大してご覧下さい。
是非、私達と一緒にアルプスに行きましょう!!

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霧氷の美ヶ原

今年も行って来ました。毎年恒例の美ヶ原スノーシューです。
今回は土日での企画ということもあり、合計7名での催行です。
松本まで、高速道路での渋滞などないことを祈りつつ、昼過ぎに駐車場に到着。
王ヶ頭ホテルのバスに乗り換えて、ガタゴトゆられること約1時間・・王ヶ頭ホテルに着きました。
土日とあって、ホテルはたくさんの人でごったがえしています。

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早速準備を整え、スノーシューを履き、王ヶ頭の頂上へ・・歩いて5分でいけます。一応、百名山の一つです・・
どうも雪が少なく、稜線上は地肌がでています。雪のあるところを狙って、王ヶ鼻まで歩きます。途中、深雪を体験しに少し谷の方に下ります。雪が深いと下りるのは快感ですが、登り返しが大変です。スノーシュー初めての方も果敢にチャレンジ!!新雪遊びで、けっこう疲れたかも・・・王ヶ鼻まで歩きました。展望はいまいちでしたが、霧氷がきれいでした。明日に期待!!帰りは別コースで王ヶ頭まで帰りました。

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王ヶ頭ホテルは相変わらず大人気です。このホテルだけ目当てに来ている方が多いのですが、美味しい洋食のコース料理を食べ、四季の美ヶ原を紹介するスライドショーもあり、もちろん温泉が最高です
窓ガラスに付く氷の結晶の芸術的なことは前に来て知っていますが、今回は気温がそこまで下がらず見ることはできませんでした。

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2日目は朝早く起きて、美ヶ原から360度の展望が・・スカっと晴れ、北アルプス、中央、南アルプス、八ヶ岳もばっちりでしたが、6時半になるとガスが上がってきて何も見えなくなりました。まさに早起きは3文の徳・・ですな。

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この日は美しの搭まで一周コースをたどります。一周コースと言っても道が在るわけではなく、冬しか入れない樹林コースから広い谷に下り、美しの搭へ登り返します。吹き溜まりでは、皆さん、かなりの深雪に苦労されていましたが、皆さんの笑顔は子供に戻っていました。美しの搭には、山本小屋から来られた、プードルを背負ったクロカンの方がいました。プードルは歩いていないので、震えていましたが・・あとは圧雪された車道を歩いてきたツアー客がいっぱいでした・・なんで、スノーシュー履いて車道歩くのか???う〜ん、わからん・・美しの搭からは茶臼山方面に回りこみ、これもだれも歩いていないルートを進みます。

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しばらくで雪が降って来ましたが、この雪がしっかりと結晶の形になっていて、みんな大喜びしっかり雪と戯れた後は、再び王ヶ頭で温泉に入り、美ヶ原を後にしました。

皆様の胸の奥には、この真っ白くすばらしい大自然の光景が、ずっと残ることでしょう。日本には四季があります。この冬という季節も逃さず、みんな楽しんじゃいましょうね

樹氷の綿向山

2月18日 鈴鹿の綿向山に行ってきました。
この日は、朝から京都でも雪・・竜王ICから綿向山登山口までの道もかなりの積雪でした。
表登山道から登り、天気が良く時間があれば、水無山ルートで下りる予定です。
メンバーは、5名で、雪山初めての方もおられ、軽アイゼンとスノーシューも持っての装備です。

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主尾根へ取り付いた所で、スノーシューを履きます。尾根上は風が強く、手がかじかみます。
急坂の登りは凍っています。雪のある所を選んでスノーシューで登ります。最近のスノーシューはよくできていて、少々クラストしていても食いつきます。それでも滑る方は、アイゼンに履き替えます。
頂上付近は樹氷がきれいです。
頂上からは、あいにく展望は無かったものの、新雪の尾根で遊びます。スノーシューでなければできない遊びです

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天気がいまいちなので、表登山道を引き返しました。
下りは雪の中にどんどん入っていき、深雪を楽しみます。
5合目の小屋で、ゆっくりとティータイムです。雪山初めてのの方も雪の楽しさに目覚めてしまわはりました。5合目からの下山はアイゼンで・・

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いろんな雪に対応して、いろんな装備で楽しみました。少し雪が少なくて、尻セードができなかったのが少し心残り・・
でも、しっかり雪と戯れ、楽しい一日でした

2012年3月11日 (日)

忙しい方のための「9時4時ハイキング」誕生!

日常が忙しくてとても山になんて登れない・・という方にぴったりです

たまには、少し空いた時間で身体を動かしてみませんか?
山の空気は、都会のそれとは比べ物にならないくらい美味しいですよ
心も身体もリフレッシュしましょうね。

この企画は、京都市内近郊の山で、約1時間以内で登山口に取付け、簡単なコースで、歩行時間は約3時間半、休憩は1時間を目処にし、9時頃集合、夕方4時には集合場所に戻る、というものです。
詳しくは、下記のチラシをご覧ください。(写真をクリックすると大きくなります)

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2012年山行のお申し込み方法

パンフに載っています「山行のお申し込み方法」は下記をご覧下さい。
2012年度より「選べる山行」ができました。解りやすく説明させていただきます。
クリックすると大きく表示されます。

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2012年3月10日 (土)

2012年4月〜12月の山行計画

2012年 4月〜12月の山行計画ができました。
2月にあげた(案)のものとは少々変更されています。
クリックすると大きくなりますので、拡大してご覧下さい。

今回は、山行日と山行名が決まっているものの他に「A-4」など記号があるものがあります。
それはある期間において「選べる山行」としまして、皆様の都合の良い時に、山行の候補の中から選んでいただけます。日帰りが主ですが、宿泊を伴う山行もあります。候補の山行は、下記カレンダーの横に山行予定として、候補の山行名と共にあげました。

これで益々、皆様の希望に沿って行くことができる山行が増えてきました。
今年もたくさんの山行で、感動を得に山に向かいましょう!!

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