芦生の森 in Snow
京都 芦生の森・・ここが冬にどのようになるか、想像できますか?いわゆる無雪期には生命の伊吹が最も感じられる場所として、本当の森が現存している場所として、私は昔から大好きな場所です。でも冬は・・・生命の息・・は閉ざされ、あのブナや栃の生き生きとした姿は真っ白な雪の中で、まるで眠っているように見えます。暖かくなり、木々の周りにはツリーホールと呼ばれる穴ができて、やっと木々たちは眠りから覚め、大きなアクビをしているようです。今回は深い深い雪の中、私達だけのワンダーランドで遊んできました
車はここまで・・ここから延々歩きます 東屋の雪・・重たそうです ロールケーキ・・?
滋賀県側から入る道は生杉あたりで、除雪が終わっています。生杉から延々と林道を歩きます。前日までの暖かさで雪がすっかり緩んでいましたので。参加した方は皆さん、ハマりまくり・・というとこでしょうか?林道上で雪は1.5m程積もっています。
いつもは車で行く三国峠の登山口までたどり着くのに、2時間ほど要します。東屋もすっかり雪の中です。
雪の状態によっては野田畑湿原の平地で遊ぶつもりでしたが、ひょっとしてそんな時間は無いかも・・
とりあえずは地蔵峠に急ぎます。高度が上がるにつれ、雪が新雪と変わってきます。先頭を代わる代わるラッセル部隊のお通りです。やっと地蔵峠に着き、さて、そこから・・どうするか?できればゆっくりと雪と戯れたいので、歩行時間を短くするためには野田畑湿原まで行っていては・・・
と考え、枕谷を登ります。積雪は約2mで普通の芦生の小川が深い谷の崖っぷちみたいに見えます。
1回渡渉をしたところで、みんなのお腹が空いて来ました。枕谷の二股付近で、ランチタイムです・・
と、思いきや、小雨が降って来ました。芦生で1月に雨・・・??なんとも、この頃の天気はよくわかりません。
冬場なので、みんなを濡らしてはいけないとテントを張り、テントの中でのランチタイムに切り替えます。ゆっくり暖を取り、小雨がマシになった頃を見計らって、今度は急斜面を使い、尻セード大会!!スノーシューは取って滑るので、急斜面をツボ足で登るのが大変です。一にラッセル、二にラッセル・・三四がなくて・・という感じです・・まるで、ねぶた祭り・・すみません・・そこで、何度も尻セードを楽しみました。前にもヒップソリを使ったのですが、今度もヒップソリにてスピード感のある滑降?を楽しみました。その後、きた道を引き返します。復路は自分達が付けてきたトレースの後を歩けば沈まず楽チンです。
地蔵峠からも林道をショートカットで、どんどん下ります。スノーシューで滑らしながら降りるのは、山スキーほどではないにしろ、快適です。あっという間に三国峠の登山口です。帰りは早い!!
でもそこからは緩斜面なので、延々4キロの林道歩きです・・途中の雪の平原で遊び、車へ帰りました。地元の子供達が斜面でソリ遊びを楽しんでいました・・おんなじや・・そうです、雪・・というか自然の中ではみんな子供に帰ります。みんなの目は生き生きとしていました。
再び、渡渉点・・けっこう積もっています さあ、帰りましょう・・楽しかったね
帰りは、麻生の方からくつき温泉経由で帰りました。ここも雪は多かったですね。とても楽しい一日でした。
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