ライト 五台山
11月29日 やまやライトの始まりです。やまやライトとは、ハイキングをメインとした歩行時間がだいたい3時間以内+散策(ウォーキング)とした、軽い登山の企画をいいます。普通に街を歩ける方ならどなたでも参加いただけます。登山というものに馴染みが無い初心者の方や、怪我などで登山を中断されていた方のリハビリ山行など、また、自分の調子を整えるため、歩き方のチェックなど・・様々な場面で活用できるものです。
やまやは来年4月からは、通常のやまや山行の他に、このライト山行も増やしていきたいと思っています。また、やまや山行・やまやライト山行は、それぞれ「一般山行」「リクエスト山行」「予約山行」「講習会」の4種類があり、2012年4月よりそれを実施していきます。詳しくは、別ページ、カテゴリー「山行資料」から「やまや山行の種類」を選び、ご参照ください、
なぜか・・滝業禁止・・ 独鈷の滝・・毒蛇伝説あり・・そういや、海山の種まき権兵衛も・
さて、今回は、丹波春日にある五台山の山行記録です。
このエリアの中に五台山は2つあり、もう一つは五大山と書きます。いずれも中国の五台山から名付けられた山のようです。
紅葉で有名な岩瀧寺に駐車し、独鈷の滝経由で五台山頂上まで登ります。
今回参加の2名様は、いずれもこの夏前に足を怪我(故障)し、いままで治療やコンディション調整などに努めてこられました。療養後、初めての登山ということで、リハビリ山行となりました。
京都一周トレイルなどで、足の調子を見させていただていも良かったのですが、あまりにも変化のない所を歩くのは、リハビリにならないと思い、距離は短いが、色々と変化のある五台山を選びました。
岩瀧寺は紅葉が終わりかけながら、まだまだとってもきれいです。
苔むした滑りやすい石段を登り、独鈷の滝より、不動堂へ・・ここには、役行者も祀られています。
沢沿いの崩れやすいトラバース道を行き、滑りやすい沢を渡り尾根に取り付きます。地図ではかなり急な斜面で、リハビリ山行には少しきついかな・・とも思っていましたが、登山道は、地図とは違うなだらかな尾根から、急斜面をトラバースして主尾根に取り付くルートを取っています。私達もそれにしたがい、ゆっくりと歩きます。
頂上からの眺め・・鷹取山・愛宕山から五大山 お弁当食べながら、はいピース
とりあえず、今回は足の調子を見ようと、かなりゆっくりと歩いたのですが、参加の2名様はどちらも元気元気約5ヶ月の療養など微塵も感じさせないくらいの健脚ぶりでした。あっという間に主尾根に付き、誰もいない五台山頂上へ
この日は暖かく、私も長Tシャツ1枚で登りました。頂上からは丹波や但馬の山々がよく見えています。
東のすぐ近くには親不知、右に目を向けると愛宕山から五大山の稜線、その間奥には三尾山、多紀アルプスが見えています。さらに右へ、南西の方には、千ヶ峰など北西には安全山が見えます。
とても気持ちの良い頂上でついつい長話・・時間を忘れて楽しい会話と食事を楽しんでいました。
帰りは、主稜線を少し戻り、おとなりの小野寺山へ、ここでも展望を楽しみ、往路を引き返しました。
登りとは違い、下りは、療養後の2名さんにとっては、すこし慎重です。無理もないです・・足を痛めて、最初のリハビリ山行・・転けないように慎重に・・
歩き方チェックのために、ビデオを緩・中・急と3種類の斜面で撮り、帰りの温泉でじっくりと歩き方の検証自分の歩き方を見て、「う〜ん、怖がっている〜」とか「まだまだ矯正しなきゃ・・」とかご自身で、色々と学んでおられていました。私も色々とアドバイスしましたが、以前の歩き方よりももっと良くなっているお二人をみて、とりあえずホッとひと安心でした。きっと人には言えないくらいの辛いリハビリをされたのですね。そのがんばりに脱帽です。
温泉は久しぶりに国領温泉に・・また、春にここからヒカゲツツジを見に行きましょうね。
沢沿いの道 岩瀧寺の急な石段・・滑りやすい・・ 四国八十八ヶ所・・紅葉がきれい
天気もメンバーも、とっても気持ちの良い山行でした。
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