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2011年10月

2011年10月28日 (金)

若丹国境 オバタケダンとタケガダン

Img_8655 昔の峠のイメージの棚野坂

Img_8656 今の棚野坂・・電柱とキャタピラ跡

現在は、高島トレイルなどができて、比較的通りやすくなった福井県と滋賀県、京都府の県境尾根ですが、その昔・・5年ほど前までは、冬のみ歩けた藪山でした。もちろん林業関係者の杣道はありましたが、現在ではその道を整備して高島市が通れるようにしています。高島トレイルの三国峠から、滋賀県の管轄を離れ、さらに西に行くとこの山はあります。地図上に記載されていませんが、その昔、私が京都と他府県との県境を歩き通した時に、三国峠から八ヶ峰を通り、このオバタケダン、そして西に頭巾山を歩いた時は、その紅葉の美しさ、また雪景色の静寂に感動を覚えたものです。そんな尾根を、4名様と懐かしく歩いてきました。林道がこんなに整備されたいたかな〜・・とか思いながら、堀越トンネル手前から入ります。堀越トンネル入り口にも登山口はありましたが、杉の植林地帯はどうもイメージに合わずに、林道を走って行きました。

Img_8658 昔から往来する人を見ている、六地蔵

登山口発見・・なんとも綺麗な標識が立てられているではありませんか・・
西の鯖街道の峠道の要所として、昔栄えた棚野坂が有名なのか・・とりあえず、稜線に出て驚いたのは、自動車でも通れそうな広い登山道・・こんなはずでは・・と、少し焦りながら、P644に達しました。少し休憩後、県境尾根を東へ・・NTTの電波塔でしょうか・・次のピークで工事の音が聞こえるので、それを迂回すべく棚野坂のある北尾根へトラバース。昔見覚えのある六地蔵が立っていました。

Img_8673 オバタケダンにて・・

Img_8671 頂上から南を眺める・・鶴ケ岡の盟主、白尾山

そこから、また県境尾根に戻り、オバタケダンの方へ歩きます。道はほぼ解りやすくついていましたが、時折、藪に覆われているところも・・
だんだんと紅葉が濃くなってきて若丹国境らしいブナ林も見え始めました。
ほどなくオバタケダンに到着・・快晴で太陽が眩しく光っていますが、北風が冷たく少し寒い・・
風を避ける所でゆっくりと昼食をとりました。
オバタケダンは南側が切り開かれていて、とても展望が良いところです。来る時に車で通ってきた、美山町鶴ケ岡の白尾山が目の前に見えます。

Img_8682 タケガダンへの稜線・・昔のイメージが良いですね

昼食後、西畑の方へタケガダンを訪ねました。
ここは、昔のイメージがそのまま残り、道は無く、ただただ広いブナの尾根をきれいに染まった紅葉に見とれながら、進みます。支尾根がたくさんあり、ブナに気を取られていると、すぐに迷ってしまいます。また林業関係のテープがあちこちに付けられていて、なれない人なら迷ってしまうな・・と感じました。タケガダンは何の標識もない紅葉のきれいなピーク・・と思いきや誰が付けたか、小さな標識が・・高い所にあったので、たぶん雪の頃に付けたんだろうね・・

Img_8686 タケガダンの標識

ほとんど人が通らないこの尾根はむしろ昔のイメージを彷彿させられ、いつまでもそこに留まっていたいような気持ちになります。後ろ髪引かれる気持ちでタケガダンを後にしました。
八ヶ峰の方に行く県境尾根を分けて、きた道を帰りました。今の林道がどうなっているのか・・と帰りはP644からさらに西へ・・巨大なNTTの電波塔を前に・・ため息が漏れました。人の手が入るとこうまで、自然は変わってしまうのだな・・少し寂しくなりました。
今度は八ヶ峰からオバタケダンまでの一周コースを歩きたいですね

2011年10月26日 (水)

紅葉の鳳凰三山

この時期の南アルプスはとても紅葉がきれいです。
少しお天気が心配でしたが、余裕のある日程の中でゆったりした山行ができました。
Img_8508 八ヶ岳東沢大橋・・紅葉は最盛期かな

1日目 芦安まで行く間に八ヶ岳山麓へ立ち寄り、紅葉を楽しみました。思いの他、良い天気で、美しの森に、富士山と茅ヶ岳を見に行ったのですが、その時には雲で覆われ、あまり見ることができませんでした。

Img_8528 夜叉神峠・・雨です

2日目 夜に雨が降り、その日も一日雨の予感・・前日から天気図とにらめっこして、低気圧が通過するタイミングを狙って出発しようと思っていたのですが、そのタイミングがいまいち読めない・・ここはヤマテンさんの助けを借りて・・と、そこにヤマテンさんから「大荒れ情報」が・・、一瞬ヒヤっとしましたが、25日〜26日にかけての寒気に伴う大荒れ情報でした。その日の気温は暖かく雨が降っていても問題ないと判断、3日目が晴れることを予測して、とりあえず、夜叉神から夜叉神峠へ・・

Img_8540 展望地で昼食

稜線をひたすら進み、展望地へ・・11時頃、雨は止んで時折晴れ間も・・docomo仕様のiphoneで、雨雲チェック!次の雨雲が来るのがあと1時間後・・ということで、雲間に見える北岳の稜線を眺めながら昼食。いつもの芦安の宿のお弁当が美味しかった
再び歩き、予想通り雨が降って来ましたが、そのうちに苺平へ・・この日の宿は南御室小屋。
ほとんどの客がキャンセルとなり、土曜日というのに宿泊客は私達だけ・・ゆったりできましたが、少し寂しいかも・・

Img_8549 南御室小屋の前で・・ティーブレイク

3日目 前日に予想した様に、この日は晴れてくれました。しかし、白根三山の稜線は雲がかかっていました。雲よ〜あっちいけ〜・・まずは薬師岳へ、鳳凰三山の稜線はくっきり見えていました。

Img_8567 富士山も綿帽子をかぶってました・・

Img_8587 観音岳から地蔵岳を望む・・少しガスが・・

Img_8602 唐松の黄葉がきれい・・

最高峰の観音岳で展望を楽しんだ後、地蔵岳へ・・オベリスク直下まで登りました。オベリスクには以前なかった・・と思うロープがつけられ、腕の力で登ることができます。しかし下りが問題かも・・
自信のあるかたは、時間があったらチャレンジしましょう

Img_8608・・って言っている間に晴れてきました

Img_8620 北岳が見えてきた〜

地蔵岳で昼食をとっている時に北岳が見えてきた〜!ラッキー!
あとは、ひたすら御座石鉱泉まで下りるのみ。
御座石鉱泉直上の尾根で大規模な崩落が発生しているために登山道が途中で寸断していました。道がどこにあるかわからなくなり、地図を見て、方向を判断。標識や案内も曖昧で、結局、工事作業用通路と書かれたところを下りてくると、そこが登山道でした。工事するなら、もう少し解りやすくしなきゃ・・遭難するで〜!と思いました。

Img_8623 地蔵岳から下りる

御座石鉱泉からは、呼んでおいたタクシーで芦安に戻り、温泉でほっこりゆったり
3日目の下りはとても長かったが、皆様がんばって歩きました。

4日目 いつもの南アルプス天然水のCMのロケ地を訪ね、白州でワインを試飲・・(私はできないが・・)蕎麦を食べて、ゆっくり京都に帰ってきました。
3日目の下りで足に身が入った方、膝を少し痛めた方、しっかりアイシングして、次につなげて下さい。お疲れ様でした〜

秋の岩登り講習会

今年の夏から初め、すっかり定着の感が強まってきた、「やまや」の岩登り講習会ですが、
秋の第1回目は、夏の復習で、思い出しながら、京都金毘羅を3名様と登りました。

Img_8492 初めての講習会・・岩登りがこんなに楽しいとは

Y懸尾根でのロープワーク、セカンドでの確保形式でのクライミング、プルージックでの登下降
ボルダーエリアでの、フリークライミングの実践、確保した上でのクライムダウンなどが、前回の復習として、思い出しながら実践していただきました。初めての方もおられたので、その方には初めから丁寧に。。

Img_8491 ビレイの練習も

新しい内容として、様々なビレイの仕方、ビレイ器具の色々、リードへのビレイの仕方、セカンドへのビレイの仕方、懸垂下降などを実践形式でしていただき、皆様、前回の復習も兼ねて、積極的に岩に登っておられていました。
Img_8498 金毘羅Y縣の頭・・夕焼けがきれい〜

秋は陽が暮れるのが、早いので、撮る写真も後半は夕景モードになりますね。
これからもたくさんの岩登り講習会をしていきます。
皆様の積極的な参加をお待ちしています。

2011年10月20日 (木)

雪山に集まれ〜雪山初心者大募集!

Img_4001 白馬三山の麓で・・誰もいない。。

今回は、これから始まる雪山に関してお知らせします。
雪の季節の登山形態には、主に次の5種類があります。
1,1000m未満〜2000m級の雪山登山 12月〜2月くらいはツボ足やワカン(スノーシュー)を使った登山。一般に普通の雪山登山はこのことを指します。3月くらいからはアイゼンを使うことも(軽アイゼンもあり)
2,3000mクラスの本格的な雪山登山。これはロープ技術やテント泊で行くことが多く、アルプスなどの稜線を目指します。おいそれとは行くことはできず、それ相当の訓練が必要です。
3,山スキー
特に11月〜12月の新雪の季節や、3月以降の春山に下降時にスキーを楽しむことを目的に登る登山形式です。基本的にスキーができなければいけません。また雪崩などの知識や対策も必要です。
4,アイスクライミング
夏場に登れない滝などが凍りつき、その滝を登攀する目的で氷相手にクライミングする登山形態。かなりの経験と技術が必要です。夏の沢登りと同じく、自然相手で事故が多いです。
5,スノーシューハイキング
山のピークを目指すものでは無く、雪景色や雪の感触を楽しむために、新雪の山の主に麓部分を歩きます。初心者や中高年の方に最も人気のある山行形態です。

Img_3919_2 御嶽山だよ〜・・八合目まで

このうち、「やまや」では、1と5を中心に組んでいます。
昨年からはスキー講習会などもしていますが、それは純粋にスキー練習と位置づけるなら、1の雪山登山と5のスノーシュートレッキングの双方で形成します。あくまでも安全に雪山を楽しむ範囲にとどめています。

雪山をされる方の絶対数が少なく、特に中高年層は雪山は苦手な方が多いので、この冬は、若い方も同時に募集します。雪に親しみ、雪の感触を味わい・・雪ってこんなに暖かく優しい・・と感じていただきたいと思っています。

Img_2412 樹氷トレッキングももちろんあり!蔵王坊平!

「やまや」では雪専門の「雪組」を設け、より多くの皆様の希望を叶えるべく活動しております。
下にやまや「雪組」の概要、募集要項をQ&A形式で記します。
この冬、雪をやってみようかな・・という方は是非いらしてください。
随時、初心者のための雪山講習会も実施します。
皆様と雪山を楽しめることを楽しみにしています。興味のある方は、メールにて直接、山形までお問い合せください。どうぞ、よろしくお願いします。

Img_3122 尻セードもあり!

やまや「雪組」登録 募集要項 Q&A

Q1:やまやの「雪組」って何?
A この「やまや雪組」とは1月~3月(2012年度から4月〜5月の残雪期も含め)において、雪の山・・といっても本格的なものではなく、雪と遊ぶ、雪と戯れることを目的に、その季節にのみ組まれる、「やまや」の中の一組織です。

Q2:雪組に登録するのにお金はかかるの?
A やまやのメンバーなら、無料です。やまやのメンバーになるためには、最初の1回は、比較的簡単な山行にビジターとして来て頂き、失礼ながら足前を見させてた頂きます。ビジターの方も会の雰囲気などを見ていただいた上で、メンバーになられるかどうかをお決め頂ければけっこうです。メンバーになるには、入会申込書に所定事項を記入いただき、、年間の事務所経費2000円を入金いただければ、それでOKです。尚、同一住所の家族会員は無料です。

Img_9433 冬の穂高連峰 上高地より

Q3:「雪組」でなきゃ山行に参加できないの?
A  雪組に入らなければ、雪の山行に参加できないものではありません。やまやのメンバーまたはビジターはどなたでも参加できます。

Q4:なぜ、「雪組」があるの?
A  一昨年まではありませんでした。雪組ができたのは昨年(2010年)からです。雪の山に行く方の絶対数が、やまやの中では少なく、夏の企画と同じように、山形が作った場合は、参加者がバラけてしまい、催行できない山行が多く発生しました。お仕事の都合をつけたり、休みを取られてでも参加しようとされている方に申し訳なく、そこで、皆さんで都合の良い日や行きたい場所、形式(雪山歩き、スノーシュー、スキーなど)などを話しあっていただいて、決めていただこうと「雪組」を思いつきました。雪組のまとめ役をメンバーの中でお願いし、その方に、人数の集まるだろう山行企画の日程と場所、形式を私に伝えていただきます。その企画の詳細こうすると、企画がまとめやすく、現に今年はほとんどの雪企画が催行されました。

Img_3975 雪洞体験

Q5:登録するとどうなるの?
A 雪組に入るか入らないかは自由です。ただ雪組に登録すると、雪組内で公開しても良いメールアドレスまたは電話番号を登録していただきます。登録したメールまたは電話に、そのまとめ役の方を通じて、上述の日程や場所、形式がどういったものを求められているのか・・を尋ねられます。雪をまったくやったことの無い方でも、その辺はおぼろげに「ただ、雪と遊んでみたい」とかでもいいです。とりあえず最低、自分の都合の良い日程を伝えてくださればいいです。ご自身の都合や意見を雪組内で反映されます。また、どうしてもメルアドなどを雪組内で公開されたくない方は、雪組に登録しておいて、行く場所や日程はこっち任せ・・と言う方は、私から直接お伺いするか、一般のメンバーと同じく、設定された山行に行けるようなら行く、という形になります。この場合はご自身の意見は反映されませんので、できるだけメルアドなどを登録いただくことをお薦めしています。

Q6:現在何人くらいいるの?その方はどういう方?
A  昨年度で、14名様でした。毎年、新たに雪組さんを募集しておりますので、2012年度に何人集まるか・・はまだわかりません。

Img_3010 北アルプスが一望

Q7:1月~3月は雪組の出した企画のみになるの?
A  いえいえそうではありません。雪組企画は、やまや企画の一部です。皆様(雪組)の意見を反映していますので、優先はされますが、それが全てではありません。1月~3月において、雪企画としては、雪組企画の他に私が勝手に作る、雪山企画、スノーシュー企画、また講習会として「初心者のための雪山講習会」や「初心者のためのスキー講習会」、また、山はちょっとで、温泉とからめた「雪の奥飛騨慕情」、「雪洞体験」「イグルーを作ってみよう」なんてのもあります。また無雪登山として、雪の無いところで、冬の花(菜の花や節分草)を楽しむ企画をしたりもします。

Q8:今までにどんな企画をしたの?
A  そうですね・・たくさんの企画をしています。スノーシュー企画で雪の上高地、西穂高、乗鞍高原、開田高原、蔵王、妙高高原、栂池自然園、八方池、立山などなど、日帰りでは比良や湖北の山、鈴鹿の山々、京都では、芦生や近くの北山にも行きます。これはスノーシューではなく普通の雪山です。ただし、雪山に関しては、必ず頂上を目指すものではなく、皆様の体力に応じて、無理をしない山行をしています。あとは、初心者のために各講習会ですね。毎年、延べにするとたくさんの方が参加されています。

Img_3767 みんなで待ってるね

Q9:これからはどんな山行をするの?
A  引き続き、皆様の求める山行ですね。あまり無理をしない山行が多くなると思いますが、あくまでも楽しい範囲の企画を作っていこうと思います。またスキー講習会などの声を聞いていますので、その回数を多くしたり、スキーのみの山行を作ったりします。とりわけ、今行きたいのは、昨年、震災で行けなかった北八ヶ岳と北海道の知床のスノーシュー、東北応援のために八幡平スノーシューツアーかな?

Img_3739 
写真:八ヶ岳がいいね・・我ながらきれいに撮れてる・・本当はここに行く予定が、風が強く急遽変更・・さて、ここはどこでしょうか?

2011年10月17日 (月)

山行に参加希望の方へ・・参加の仕方

こんにちは、「やまや」の山形です。
このブログを通して、「やまや」の山行へのお申し込み方法をご案内します。

Img_6958山に登りたい気持ちがあれば、ご参加ください。

<初めて山行に参加希望の方・・対象 20代〜70代の山に登る気持ちのある方>

まず、Eメールでお問い合せください。山行のプログラムをお知らせします。

はじめに来られる山行は、ビジターにてご参加いただけます。初めからメンバーになることはできません。簡単な日帰りなどに参加いただきます。ビジター料金はメンバー料金+1000円/日です。また、山行は宿泊を伴う山行は3週間前、日帰りは2週間前に3名のお申し込み(例外もあります)が無い場合は、代替山行などが設定されます。

Img_7300春〜夏はきれいなお花畑の中に行きます

一度、ビジターで来られてから、メンバーになるかどうかをお決め下さい。もし、メンバーになられなくても、後の山行には参加できます。ただし、ビジターで来られると初めと同じく、メンバー料金+1000円/日が必要となります。メンバーになると、メンバー料金にて今後参加できます。但し、事務諸経費として、入会時〜3月末まで、2000円が必要となります。メンバーになられると1年間のパンフレット、及び、2〜3ヶ月に1回の「やまや通信」、年に1回(年末)の希望を聞く「アンケート」などが送付されます。3月末にまた次期の会員更新として来期の3月末まで、2000円の事務諸経費が必要となります。

また、1年間山行に参加されなければ、期の途中でもビジターに戻ります。ただし、またビジターとして、簡単な山行に来て頂ければ、メンバーに戻ることはできます。この場合は、既にお支払いいただいた事務諸経費2000円は必要ありません。

Img_7389夏はアルプス縦走などもあります

以上で、「やまや」のどんな山行にもご参加いただけます。但し、個人の体力などを見て、私が無理だと判断した場合は、ハードな山行などはお断りする場合があります。

Img_7061各種講習会も実施します

「やまや」に一度も来られたことが無い方でも、お気軽にお問い合わせください。どうぞ、よろしくお願いします。

Img_7914お友達が3名集まれば、貸切りも可能です。目標の山も夢ではありません。

初級者 紅葉の芦生 

10月16日、恒例の紅葉の芦生に行って来ました。
今回は初心者のハイキングが中止となり、その代替として、初めて来られる2名様と共に企画しました。
天気はこの上なしの良い天気!針畑ルネッサンスで旬のナメコを買い、三国峠登山口へ・・すでに5〜6台の車が停まっていました。
Img_8469 三国峠・・後は百里ヶ岳

今回は、初級者用・・ということもあり、いつものように野田畑谷や杉尾峠には行かず、枕谷を中心に歩きました。紅葉は、最盛期一歩手前というところ・・
ほとんど登山は初めてというお二人も、芦生の森の美しさに、思わずうっとり・・
また自然の素晴らしさに「きゃ〜〜ス・テ・キ
ゆっくりと芦生の森の中で、過ごしました。

Img_8471 大自然の中でお昼ごはんタイム・・1時間くらいゆっくりしていました。

今回は若い方ばかりのパーティで、40代の女性2名と20代の女性1名(学生さん)でした。

Img_8478 うっとり・・ん〜いいね〜〜

Img_8479 サワフタギの実がきれい・・

管理された登山しかしたことが無い方は、私の第2の故郷とも言える、この芦生に来られると、ほとんどの方は「ずっとここにいたい・・」とか、「毎週でも来たい」と言われます。オーバーユースや自然環境破壊の影響で、毎年入りにくくなってきていますが、ルールを守り、純粋な気持ちで自然を楽しみ、その敬意を表して、人間もまた自然の一部として、大自然と共生してきたいですね。その原点がこの森にはある・・と思っています。

出会った方は、日曜日なのに、三国峠で3名と枕谷で10名?くらいでした。この自然をいつまでも守って行きたいですね。

Img_8480 紅葉一歩手前

Img_8483 きゃ〜〜カニ〜〜!!

比良 イン谷から武奈ヶ岳

比良のリフトとロープウェイが運行しなくなり、しばらく経ちますが、武奈ヶ岳に登るのはもっぱら、裏側(安曇川側)の坊村から入る人が多いのですが、「やまや」では、4月に引き続き、正面谷から登りました。
10月13日、人数は4名+ガイド1名。東に高気圧が去り、寒気の影響もあり、天気が心配されましたが、問題なく全員完歩できました。
イン谷の駐車場に車を置き、ひたすら正面谷を登ります。堂満からの落石が多いことが気になります。

Img_8432 青ガレもいつものように問題なし・・

ただその上から金糞峠までの道が、台風でズタズタに荒れていました。ヨキトウゲ谷も同じく・・
途中、5月からずっとテントを張って、住んで?おられるオジサンに出会いました。今日は下山して、お家でお風呂に入って、食料を買い出して、またテントに戻るとか・・雪が降るまでおられるそうな・・
金糞峠を通り過ぎ、奥の深谷源流部にたしかにテントはありました。う〜む、なかなか・・

Img_8433 広重が絵にした風景・・金糞峠

我々はそこから中峠まで行き、コヤマノ岳に登り返す予定。
奥深源流からコヤマノ岳に直接登る尾根道が新しく出来ていました。武奈ヶ岳まで1時間という看板が・・思い起こせば、今年の4月・・雪に阻まれ、谷を詰められず、右の尾根に逃げた・・時、尾根に確かに立派?な道がありました・・
今回のヨキトウゲ谷もなかなかの荒れ様・・ひたすら、ルートは尾根に行くように、赤いペンキがついていましたが、再び尾根を通るのは「なんとなく嫌」で、中峠まで、ひたすら倒木をさけながら、登りました。
Img_8438 中峠からは快適な、紅葉したブナ林の気持の良い道。

コヤマノ岳からは、目の前に武奈ヶ岳が・・

Img_8452 武奈ヶ岳頂上

Img_8447 この日の展望はなかなか良かった・・写真は北方面、奥は蛇谷ヶ峰が見えます。

帰りは、八雲ヶ原へ抜け、昔のロープウェイの駅のあった北比良峠からダケ道経由でイン谷に戻ってきました。距離は長かったけど、ゆっくり歩いて、予定時間よりも30分も早く下りてくることができました。皆様、お疲れ様でした。帰りはもちろんヒラトピアで汗を流して帰りました。

Img_8460 八雲ヶ原で一服・・

Img_8457 真っ赤なツタウルシ

Img_8465 昔懐かし、北比良峠


2011年10月14日 (金)

三瓶山と石見銀山

10月の3連休で三瓶山と石見銀山に6名様と行って来ました。
3日間とも快晴で、とっても気持ちの良い山行ができました。
2泊とも、三瓶荘の泊まりましたが、ここの温泉もなかなかいい!
温泉も山も、どちらも楽しめた3日間でした。

「やまや」では3回目になる三瓶山。1日目は、いつもの鰻屋でうなぎを食べて、恒例の埋没林公園とサヒメルでお勉強・・4000年前の世界に出会う・・

Img_0405毎回恒例の埋没林公園・・いつみても素晴らしい・・

2日目は、三瓶山を縦走・・西の原から登り、男三瓶、女三瓶、一度火口湖の室の内の下り、お昼ごはん。そこから、孫三瓶、子三瓶と登り返しました。再び、西の原へ帰ってきた時は夕方になっていました。みんな、充実感たっぷり・・

Img_8343男三瓶の急登を登る・・バックに西の原、浮布池がきれい

Img_8377室の内池でゆったり・・

3日目は、石見銀山へ・・戦国時代に栄えた間歩のある本谷ルートを登り、仙ノ山へ・・暑くて、ヘトヘトになりました。裏側から下り、佐毘売山神社から龍源寺間歩へ・・ここから先は観光ルート。
街並みを見学して、帰りました。

Img_8402釜谷間歩にて

10月とはいえ、すごく暑い3日間でした。
皆様、お疲れ様でした。晴れてよかったね。

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